2018(平成30)年度 昭和文学会 第63回研究集会(2018年12月8日(土)13時より、法政大学 市ヶ谷キャンパス 外濠校舎S407・S505教室)

このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr

研究会情報です。

●公式サイトはこちら
http://swbg.org/wp/?p=1410

--------------------

日時 12月8日(土)13時より
会場 法政大学 市ヶ谷キャンパス 外濠校舎S407・S505教室
(〒102-8160 東京都千代田区富士見2-17-1)

大会概要、アクセスなどはこちらをご参照ください。
http://swbg.org/wp/wp-content/uploads/2018/11/f14fb035a53714855678cc7721d26a78.pdf

【研究発表】
第1会場(S407教室)

〈癸〉という場所から ――泉鏡花「甲乙」におけるトラウマと喪 ――
今藤 晃裕

昭和初期における夏目漱石「坊つちやん」の劇化について
--― 二代目市川猿之助による初演を中心として ----
赤井 紀美

「再起奉公」を読む ―― 「美談」形式における傷痍軍人表象を中心に ――
市川 遥

小林秀雄『歴史と文学』 ―― 死を造形する方法――
伊中 悦子

"堕ちる"ことの意味 ―― 平林たい子「堕ちた人」論――
渡部 裕太

〈先祖〉表象における葛藤と困難
―― 横光利一「旅愁」、柳田国男「先祖の話」、火野葦平「天皇組合」を中心に――
大川 武司

司会 安藤優一・木下幸太・藤田佑

第2会場(S505教室)

解放と抑圧 ―― 開高健「裸の王様」の「ぼく」と北川民次――
山田 宗史

安部公房「壁――S・カルマ氏の犯罪」論
―― 「新ノアの洪水」が象徴する意味について――
安藤 陽平

〈男らしさ〉からの疎外―― 安部公房『砂の女』――
片野 智子

「箱」の中のオナニズム―― 安部公房『箱男』試論 ――
河田 綾

〈創作〉を装う自己演出―― 澁澤龍彥「避雷針屋」――
細沼 祐介

中上健次の「路地」再考―― 創造・解体・偏在――
鈴木 華織

司会 泉渓春・関口雄士・吉野泰平

※ 終了後、ボアソナード・タワー1階食堂にて懇親会を予定しております。予約は不要、当日受付にてお申し込み下さい。