木場貴俊の新・怪異学入門

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2020年3月に刊行した、木場貴俊『怪異をつくる 日本近世怪異文化史』
「つくる」をキーワードに、江戸時代を生きた人びとと怪異のかかわりを歴史学から解き明かした本書は、全方向から怪異のあり方を突き詰める、これからの怪異学入門ともいえるものです。
本書の刊行を記念して、刊行にちなんだエッセイを週1回のペースで配信いたします。
このエッセイから、ぜひ日本近世の「怪異」の奥深さ、楽しさを感じていただければと思います。

●本書の詳細はこちらをクリック
文学通信
木場貴俊『怪異をつくる 日本近世怪異文化史』(文学通信)
ISBN978-4-909658-22-7 C0020
A5判・並製・カバー装・396頁
定価:本体2,800円(税別)

【目次】

第一回 怪獣大談義(2020.04.03公開)
第二回 政(まつりごと)(2020.04.10公開)
第三回 産女が姑獲鳥に変わるとき (2020.04.17公開)
第四回 ばけものばなし話してた。(2020.04.24公開)
第五回 河内屋可正とは何者か(2020.05.01公開)
第六回 すごい男も語っていた(2020.05.07公開)
第七回 昌平黌の古賀侗庵を探ります(2020.05.15公開)(完結)

番外
研究という怪獣造形――『怪異をつくる』をつくる(木場貴俊)(日本の古本屋メールマガジン その297・4月24日号掲載)

【書いた人】

木場貴俊(きば・たかとし)

[略歴]
1979年、岡山県倉敷市に生まれる。2007年、関西学院大学大学院 文学研究科博士後期課程日本史学専攻単位取得退学。2012年、博士(歴史学 関西学院大学)。現在、国際日本文化研究センタープロジェクト研究員。2020年3月に『怪異をつくる 日本近世怪異文化史』(文学通信)を刊行。