【連載】震災短歌を読み直す(加島正浩)

このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr

shinsaitanka.png

2011年3月11日から11年が経ちました。
この11年間、いったいどのような言葉が生み出されてきたのでしょうか。

本連載「震災短歌を読み直す」では、「震災後文学」という枠組みからはこぼれ落ちてしまった文学、とりわけ短歌に焦点をあてながら、読み、考えます。

言葉にはいったい何ができる/できたのでしょうか。
人々は短歌を詠むことで、〈被災〉をどのように受け止め、
そこからどのような思考が可能になったのでしょうか。

短歌から震災の経験を新たに見つめ直します。


─────── 書いた人 ───────

加島正浩(かしま・まさひろ)

富山高等専門学校一般教養科助教。
専門は日本の現代文学。研究対象は、東日本大震災以後の小説・戯曲・詩歌。1970年代以降の反原発運動と反核思想。
名古屋大学大学院修了。博士(文学)。主要な論文として、「『非当事者』にできること―東日本大震災以後の文学にみる被災地と東京の関係」(『JunCture』8号、2017年3月)、「東日本大震災直後、俳句は何を問題にしたか ―『当事者性』とパラテクスト、そして御中虫『関揺れる』」(『原爆文学研究』19号、2020年12月)、「区域外避難者の〈孤独〉を詠む―原発『事故』以後の大口玲子の短歌に着眼して」(『名古屋大学国語国文学』114号、2021年11月)など。
https://researchmap.jp/kashima_masahiro


───────  目次  ───────
第1回 言葉にいったい何ができた(る)のか――吉川宏志『燕麦』・柏崎驍二『北窓集』(2022年3月11日公開)

第2回 災害の普遍性・〈わたし〉にとっての特殊性――伊藤一彦『待ち時間』・道浦母都子『はやぶさ』(2022年4月11日公開)

第3回 分断は超えられるとする思考への苛立ち――逢坂みずき『まぶしい海』・近江瞬『飛び散れ、水たち』(2022年5月11日公開)