◤特設サイト◢ 国文学研究資料館編『文体史零年 文例集が映す近代文学のスタイル』
Tweet
国文学研究資料館編『文体史零年 文例集が映す近代文学のスタイル』の刊行にあわせて特設サイトを開設します。
■本書の詳細
国文学研究資料館編『文体史零年 文例集が映す近代文学のスタイル』（文学通信）
ISBN978-4-86766-079-9 C0095
A5判・上製・440頁
定価：本体4,000円（税別）
■序章全文公開・PDF
https://bungaku-report.com/shoten/onstylistics_pre.pdf
■序章全文公開・テキスト
『文体史零年』のための序──『吾輩は猫である』の文体から（多田蔵人）
１ 「吾輩は猫である」はどんな口調か
２ 近代文学、文体のラビリンス
３ 現在の研究状況と本書の提言
■座談会
座談会「徹底討議５万字 語りつくす文体史のゆくえ」
coming soon...
■文範百選・掲載書一覧
❖文範百選・口絵収録
○大町桂月・武島羽衣・塩井雨江『美文韻文 花紅葉』（博文館、一八九六（明治二九）年初版、一九一八（大正七）年四五版）
○大和田建樹『散文韻文 雪月花』（博文館、一八九七（明治三十）年初版、一九二二年四九版）
○山田美妙編『美人詞林衣香扇影』（青木嵩山堂、一八九九（明治三二）年初版）
○徳富健次郎『自然と人生』（民友社、一九〇〇（明治三三）年初版、一九二一年二五四版）
○日本文章学院『通俗 新文章問答』（一九一三（大正二）年初版）
○相馬御風『新描写辞典』（新潮社、一九一五（大正四）年初版、一九一七年第四版）
○友納友次郎『文話文例 少女模範文』（大日本雄辨會講談社、一九三三年（昭和八）初版、一九三五年第四二版使用）○
○水野葉舟『代表的の美文』（アルス、一九一七（大正六）年初版、二六二頁）
○『近代文学』同人編『戦後批評集』（双葉社、一九四九（昭和二四）年三月）
○芳賀矢一・杉谷代水『書簡文講話及文範』上下（冨山房、一九一六（大正五）年縮刷初版）
○土居光華編『〈偶評〉今体名家文抄』（一八七七（明治十）年）
○上原三川・直野碧玲瓏編、正岡子規閲『新俳句』（民友社、一八九八（明治三一）年三月初版）
○『寸紅集』（ほととぎす発行所、一九〇〇（明治三三）年初版）
○佐々木弘綱編『詠歌自在』（柳瀬喜兵衛、一八八五（明治一八）年初版）
❖文範百選・壱――小説・アンソロジー・小説作法・言文一致・演説
○田山花袋『小説作法』（博文館、一九〇九（明治四二）年初版）
○前田晁『東西文学 表現描写辞典』（金星堂、一九三三（昭和八）年初版）
○海賀変哲『新式小説辞典』（博文館、一九〇九（明治四二）年初版）
○徳田秋声『会話文範（作文叢書第七編）』（一九一一（明治四四）年初版）
○徳田秋声『人物描写法（作文叢書第九編）』（一九一二（明治四五・大正元）年初版）
○徳永直『小説勉強』（伊藤書店、一九四三（昭和一八）年十一月、初版）
○清川彰『小説の作り方 附文壇出世の手引』（協文閣書店、一九三八（昭和一三）年二月、初版）
○徳田秋声『小説の作り方』（新潮社、一九一八（大正七）年初版、一九二〇年第八版）
○田山花袋『花袋文話』（博文館、一九一二（明治四五・大正元）年初版、国立国会図書館蔵）
○谷崎潤一郎『文章読本』（中央公論社、一九三四年初版、一九三六年一二〇版）
○友納友次郎 校閲・二橋三郎 著『綴方教育／鑑賞から創作への指導』（東雲堂、一九二四（大正一三）年初版、文教大学付属図書館蔵）
○寺田俊雄編『現代文芸代表作品集Ⅰ』（黄蜂社、一九四九（昭和二四）年十一月初版）
○物集高見『言文一致』（平尾鍗蔵、一八八六（明治一九）年初版）
○堺枯川著『言文一致普通文』（内外出版協会・言文社、一九〇一（明治三四）年初版、同年第四版）
○山田美妙著『言文一致文例』全4冊（内外出版協会、「壱」一九〇一（明治三四）年初版、同年第四版。「四」明治三五年初版）
○山川臥龍、伊藤稲畔共著『言文一致女子普通文』（言文一致会、一九〇一（明治三四）年初版、国立国会図書館蔵）
○堀江秀雄編『言文一致文範』（通俗作文全書・第一五編、博文館、一九〇七（明治四〇）年初版）
○神谷泰治『改まつたものの言ひ方』（忠勇社、一九三六（昭和一一）年初版）
○岸上恢嶺『随意説教』一～八号（大村屋総兵衛、一八七六（明治九）年九～一二月）
○Ｒ・Ｓ・マクレー著、佐々木三郎訳『説教学 全』（美以美雑書会社、一八八八年刊）
○岸辺福雄『お伽噺仕方の理論と実際』（明治の家庭社、一九〇九（明治四二）年初版）
○久留島武彦『通俗雄弁術』（広文堂、一九一六（大正五）年初版）
○照井瀴三『詩の朗読 その由来・理論・実際』（一九三六（昭和十一）年六月八日初版）
○吉田正太郎『演説討論文章 記事論説種本全 附滑稽小説種本』（一八八五（明治一八）年）
○西村天外撰著『演説材料 各国大家格言集』（弘文館、一八九〇（明治二三）年）
○坂井末雄『五分間雄弁 我輩の演説』（名倉昭文館、一九一七（大正六）年初版）
○国木田独歩『武蔵野』（民友社、一九〇一（明治三四）年初版）
○香夢迷仙編『〈花笑柳媚〉美人千姿』（立川文明堂、一九〇七（明治四十）年）
❖文範百選・弐――写生文・叙事文・漢詩・和歌・短歌・俳句・近代詩・童謡・紀行文・日記・音曲
○坂本四方太編『続写生文集』（俳書堂、一九〇七（明治四〇）年初版、大阪府立中央図書館蔵）
○『俳文と写生文』（精華堂書店、発行年月未詳、天理大学附属天理図書館蔵）
○山下寂水編、大町桂月閲『作法作例新しき叙事文』（尚文館、一九一二（明治四五）年初版、大阪府立中央図書館蔵）
○久保天随『叙事文作法』（実業之日本社、一九〇七（明治四〇）年初版、国立国会図書館蔵）
○相馬御風『論文作法（作文叢書第六編）』（一九一一（明治四四）年初版）
○簡野道明編『和漢名詩類選評釈』（明治書院、一九一四（大正三）年、国立国会図書館蔵）
○関徳『〈新撰詩韻〉幼学便覧』（一八七七（明治十）年）
○堀籠美善編『中学諷詠詳解』（集文館、一九一三（大正二）年七月）
○落合直文編『新撰歌典』（博文館、一八九一（明治二四）年初版、一八九九（明治三二）年九版）
○鈴木弘恭『東京大家十四家集評論弁』（吉川半七、一八八五（明治一八）年初版）
○与謝野晶子『歌の作りやう』（金尾文淵堂、一九一五（大正四）年初版、一九二一（大正一〇）年一一版）
○海上胤平『歌学会歌範評論』（一本社、一八九三（明治二六）年初版）
○『春夏秋冬』（ほととぎす発行所／俳書堂／文淵堂、一九〇一（明治三四）年五月〜一九〇三年二月）
○河東碧梧桐編『日本俳句鈔』第一集上・下、第二集（政教社、一九〇九（明治四二）年五月、一九一三年三月）
○内藤鳴雪・寒川鼠骨共選『大家模範俳句集』（大学館、一九〇五（明治三八）年四月、一二月、国立国会図書館蔵）
○今井柏浦編『明治一万句』（博文館、一九〇五（明治三八）年六月初版、一九〇九（明治四二）年一〇版）
○寒川鼠骨・富取芳河士編『明治選者句集』（大学館、一九一二（大正元）年八月、国立国会図書館蔵）
○安藤和風編『恋愛俳句集』（春陽堂、一九〇四（明治三七）年、国立国会図書館蔵）
○大和田建樹『新体詩学』（博文館、一八九三（明治二六）年二月初版、一九〇三（明治三七）年七版、一八〇頁）
○詩話会［編］『現代詩人選集』（新潮社、一九二一（大正一〇）年二月初版、三四三頁）
○高橋玄一郎、藤田三郎、竹中久七『近代詩話』（リアン社、一九三八（昭和一三）年二月初版、一九頁）
○福田君夫『近代童謡詩人選集 第一輯』（ポエム社、一九三九（昭和一四）年二月初版、五七頁）
○福田正夫、井上康文『童謡・民謡・詩のつくり方』（大同館、一九二一（大正一〇）年二月初版、一九二二（大正一一）年六版、二一九頁）
○西條八十『現代童謡講話』（新潮社、一九二四（大正一三）年七月初版、一九〇頁）
○大町桂月『関東の山水』（博文館、一九〇九（明治四二）年初版、一九一八（大正七）年六版）
○大橋乙羽『千山万水』（博文館、一八九九（明治三二）年初版）
○宝塚少女歌劇団『歌劇日記 昭和十年』（宝塚少女歌劇団、一九三四（昭和九）年）
○寒川鼠骨『日記文』（内外出版協会、一九〇三（明治三六）年初版）
○鶯亭金升編『情歌題林都々逸独稽古』（博文館、一八九二（明治二五）年、初版）
○聖石道人『〈悲壮淋漓〉剣舞独習法図解 附剣舞詩集』（一八九三（明治二十六）年）
❖文範百選・参――手紙・女性・美文・翻訳・和文・漢文・綴方・文章論・戯曲・作法
○藤原懋『軍隊教程 改正日本軍人文範』（図書出版、一八九三（明治二六）年初版）
○進藤進『出征将士と銃後 軍人手紙文範』（春江堂、一九三八（昭和一三）年、一九四一年八版）
○森田草平『書簡文範』（博文館、一九〇七（明治四〇）年七月初版、一九二六（大正一五）年一七版）
○巌谷小波等編『明治少女節用』（博文館、一九一〇（明治四三）年初版）
○生田花世『戦時女性文範』（愛読社、一九四三（昭和一八）年初版、国立国会図書館蔵）
○森仙吉編『女子作文 記事論説文範』（鶴聲社、一八八五（明治一八）年初版、国立国会図書館蔵）
○白勢和一郎抄訳『泰西列女伝』（山中市兵衛、一八七六（明治九）年初版、国立国会図書館蔵）
○与謝野晶子『女子のふみ』（弘学館、一九一〇（明治四三）年初版、一九一八（大正七）年一四版、国立国会図書館蔵）
○蘆川忠雄『愛子教養 父の書簡』（至誠堂、一九一〇（明治四三）年初版）
○窪川稲子『女性の言葉』（高山書院、一九四〇（昭和一五）年初版）
○タカクラ・テル『ニッポンの女』（理論社、一九五一（昭和二六）年初版）
○小泉鐵『天才の手紙』（目黒分店、一九二二（大正十一）年初版）
○小尾乕雄編『戦ふ女学生』（国民教育社、一九四三（昭和一八）年初版、国立国会図書館蔵）
○わだつみ会編『日本の息子たち』（三笠書房、一九五二（昭和二七）年九月）
○前田晁『類句文範 書翰文辞典』（金星堂、一九三三（昭和八）年初版）
○中村巷『美文之資料』（矢島誠進堂、一八九八（明治三一）年初版、同年四版）／中村巷『続美文之資料』（矢島誠進堂、一八九九（明治三二）年初版）
○久保天随『美辞類語集』（博文館、一九〇九（明治四二）年初版）
○梅泉堂『美文資料紀行作例』（尚栄堂、一九〇一（明治三四）年初版）
○鶯渓散史編『美文断錦』（求光閣書店、一九〇二（明治三五）年初版、一九〇八（明治四十一）年二十二版）
○東草水『翻訳の仕方と名家翻訳振』（実業之日本社、一九一六（大正五）年初版）
○Charles J.Barnes New national readers: Number 4 （戸田直秀、一八八七（明治二〇）年初版）
○里見義『和文軌範』（四巻、一八八三（明治一六）年二月初版）
○土屋栄編『近世名家小品文鈔』（一八七七（明治十）年）
○五十嵐力『新文章講話』（早稲田大学出版部、一九〇九（明治四二）年初版）
○小山内薫『戯曲作法』（春陽堂刊、一九一八［大正七］年初版、一九二五年五版）
○山内房吉『プロレタリア文学の理論と実際』（紅玉堂書店、一九三〇（昭和五）年初版）
○相馬御風『新描写辞典』（新潮社刊、一九一五（大正四）年一二月。菊半截判、一冊。本文四〇六頁。自序三頁と目次八頁を付す）
○桑田春風編『現代美文選集』（岡村書店、一九一八（大正七）年八月、八版。奥付によると初版は一九一六年一月刊。菊半截判、一冊。本文五一三頁。自序三頁・凡例一頁・目次八頁・正誤二頁を付す。編者は『手紙雑誌』の編集主幹）
○金子薫園編『文章資料小品一千題』（一九二二年三月、新潮社刊（十一版）。奥付によると初版は一九一八年三月刊。菊半截判、一冊。本文は二段組みで、四一七頁。凡例一頁と目次五頁を付す。冒頭に、「文章座右銘」と「小品文作法」、および「名家小品文例」を置く）
