国文学研究資料館 第42回国際日本文学研究集会(平成30年(2018年)11月17日(土)~11月18日(日)、国文学研究資料館2階大会議室)
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●公式サイトはこちら
https://www.nijl.ac.jp/activity/International/conference/post_23.html
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日 時:平成30年11月17日(土)~11月18日(日)
主催・会場:国文学研究資料館(東京都立川市緑町 10-3)
参 加 費:無料・当日受付
総合司会 海野 圭介(国文学研究資料館准教授)
開 会 挨 拶 ロバート キャンベル(国文学研究資料館長)
平成30年11月17日(土)
【第1セッション】 司会 野網 摩利子(国文学研究資料館准教授)
研究発表
[1] 『佳人之奇遇』における范卿という人物をめぐって
陳 華栄(東京大学総合文化研究科外国人研究生、東西大学博士課程)
[2] 島尾敏雄『死の棘』の構成の一面:草稿から作品への第四章「日は日に」の作成過程
MAUFROID Yannick(フランス国立東洋言語文化研究所 (INALCO) 博士課程)
[3] 日本占領下のインドネシアにおける菊池寛「父帰る」 ―ウスマル・イスマイルの戯曲翻案をめぐって
FITHYANI Anwar(筑波大学大学院博士課程)
【ショートセッション1】 司会 ダヴァン ディディエ(国文学研究資料館准教授)
1 幸田露伴と近代中国知識人に関する試論―「墨子」の受容を手掛かりに―
梁 鎮輝(宇都宮大学大学院博士課程)
2 佐藤惣之助『琉球諸嶋風物詩集』における古琉球
許 圓圓(広島大学客員研究員、黄岡師範学院助教、北京語言大学博士課程)
3 中上健次の『千年の愉楽』における「ラテンアメリカニズム」
CHIAPPE IPPOLITO Matías(早稲田大学大学院博士課程)
4 村上春樹の〈変身〉―『恋するザムザ』論
林 圭介(法政大学中学高等学校専任教諭)
【ショートセッション 2】 司会 中村 ともえ(静岡大学教育学部准教授)
5 『鸚鵡返文武二道』のハンガリ―語訳―黄表紙のエッセンスをどう伝える?
CSENDOM Andrea(国際交流基金フェロー(中央大学)
6 古典文学は世界遺産になりうるか―日本研究と文化遺産学の学際的な試み
GERLINI Edoardo(早稲田大学文学学術院訪問学者、ヴェネツィア・カフォスカリ大学研究員)
平成30年11月18日(日)
総合司会 齋藤 真麻理(国文学研究資料館教授)
【第 2 セッション】 司会 河野 貴美子(早稲田大学文学学術院教授)
研究発表
[4] 知の不安定性の力:藤原清輔と藤原俊成の歌論と和歌の分析からみた中世における『万葉集』の受容と摂取について
CITKO Malgorzata Karolina(フロリダ州立大学ポスドク)
[5] 西洋における西行受容の一事例―ヴィッラーニ・ゲー・アンドラーシュ『反射』の場合―
FITTLER Áron(大阪大学日本語日本文化教育センター非常勤講師)
[6] 意図された誤読 ― 荻生徂徠の「水足氏父子詩巻序」の矛盾、そして朝鮮
李 暁源(東京大学大学院人文社会系研究科特任准教授)
[7] 清水市次郎出版の『絵本通俗三国志』の挿絵についての考察
梁 蘊嫻(元智大学応用外国語学科アシスタント・プロフェッサー)
【ポスターセッション】 平成 30 年 11 月 18 日(日) 12:00 ~ 13:45
※ 11 月 17 日(土)13:00 から 11 月 18 日(日)15:00 まで掲示しています。
●〈越境文学〉と〈日本文学〉―シリン・ネザマフィの「サラム」をめぐって―
CLAUDEL Sophie(法政大学大学院博士課程)
●絵入狂言本考―台帳や役者評判記との比較から―
髙橋 俊彦(埼玉大学大学院修士課程)
●中国における日本近現代小説の受容研究:1972 ~ 1978 年
苗 鳳科(中央大学大学院博士課程)
●文語文を素材とした国際共修授業―正岡子規『はて知らずの記』を読む―
虫明 美喜(宮城教育大学特任准教授)/佐藤 勢紀子(東北大学教授)
●水村美苗の『本格小説』におけるノスタルジア―『嵐が丘』との比較―
皆本 智美(摂南大学外国語学部准教授)
●『源氏物語』『紫式部日記』における仏教関連用例とそのデータ化
春日 美穂(大正大学教育開発推進センター専任講師)/小菅 あすか(國學院大學大学院博士課程)/髙倉 明樹子(國學院大學大学院博士課程)
【シンポジウム】 「いくさの表象」 司会 櫻井 陽子(駒澤大学文学部教授)
1戦争と文学―表象としての深い絆―
中川 成美(立命館大学特任教授)
2近代日本における元寇図と〈蒙古襲来絵詞〉の図像の伝承
金 容澈(高麗大学校グローバル日本研究院教授)
3端麗なる戦場―軍記物語のいくさの表象とその来由についての試論―
大津 雄一(早稲田大学教育・総合科学学術院教授)
パネルディスカッション
まとめ
総括