第2回東京大学学術資産アーカイブ化推進室主催セミナー かわいい子には旅をさせよ ― デジタルアーカイブとオープンデータ ―(2018年11月22日(木)、東京大学 福武ホール [ 地下2階 ] ラーニング・シアター、要申し込み)

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/contents/event/20181012

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日時:2018年11月22日(木) 13:30-17:00(受付13:00から)
場所:東京大学 福武ホール [ 地下2階 ] ラーニング・シアター
対象者:資料のデジタル化・公開等に関心のある方
※学内者、学外者を問いません(定員 120名)

【セミナー開催にあたって
 図書館等で所蔵資料をデジタル化し公開することは、もはや珍しいことではなくなりました。また昨今は、それらをオープンデータとして公開する機関も増えています。一方で、特にオープンデータとして公開することについては、管理する側にとっては「データが悪用されないだろうか?」「公開しても誰が利用するの?」というような、漠然とはいえデジタルゆえの不安や懸念を抱いてしまいがちです。
 しかし今は、ネットワーク上で情報をやりとりするのが当然の時代となり、また学術活動においても国際化や異分野融合が進み、研究活動の広がりによって世界中から思いもかけないかたちで資料や公開データにアクセスがあります。そのような状況のなかで、教育・研究支援の一環としてその流れを促進し、資料の発見可能性を高める一助としても、オープンデータとして公開することは大切なことと言えるでしょう。
 当推進室が実施する東京大学デジタルアーカイブズ構築事業は、「東京大学ビジョン2020」の「学術の多様性を支える基盤の強化 - 東京大学が保持する学術資産のアーカイブを構築し、その公開と活用を促進することで、学術の多様性を支える基盤を強化する。」を掲げて進めており、その「公開と活用を促進」するためにも本セミナーを企画しました。セミナーでは、オープンデータに関するこれまでの経緯や動向、データの公開には欠かせないライセンスに関する講演のほか、研究活動におけるデータ活用の事例も紹介いただき、データをオープンに公開することについてのディスカッションを行う予定です。
 大事な資料のデジタルデータだからこそ、積極的に外へ出して様々な"出会い"を作りだしていこう。そんなことを考えるきっかけになるセミナーです。是非ご参加ください。】

プログラム
○はじめに

開会の挨拶
東京大学デジタルアーカイブズ構築事業の進捗状況
○講演1

「オープンサイエンスとオープンデータ」
 武田英明氏(国立情報学研究所 情報学プリンシプル研究系)

○講演2

「デジタル・アーカイブのライセンシング:クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの意義と拡大適用問題」
 渡辺智暁氏(慶應義塾大学 大学院政策・メディア研究科特任准教授,クリエイティブ・コモンズ・ジャパン理事長)

○講演3

「歴史研究におけるデータ利活用事例」
 福田真人氏(東京大学大学院人文社会系研究科 博士課程, Tokyo Digital History(ToDH)メンバー)
 山崎翔平氏(東京大学大学院経済学研究科 博士課程, Tokyo Digital History(ToDH)メンバー)

○パネルディスカッション, 質疑応答

パネリスト:各講演者、永崎研宣氏(一般財団法人 人文情報学研究所)
モデレータ:中村覚(情報基盤センター 助教, 学術資産アーカイブ化推進室)


お申込み
以下のサイトから事前にお申し込みください
https://webform.adm.u-tokyo.ac.jp/Forms/digarv2018/

お問い合わせ
学術資産アーカイブ化推進室(附属図書館総務課)
digital-archive@lib.u-tokyo.ac.jp
03-5841-2613

※障害等のため、会場設備等に配慮が必要な場合はご連絡ください