全国大学国語国文学会 第117回大会【テーマ AI時代に国語学・国文学は何をすべきか、大学では何ができるのか】(平成30年(2018)年6月2日(土)、3日(日)、二松學舎大学中州記念講堂(九段キャンパス)(1日目) 二松學舎大学中州記念講堂1号館401・403教室(九段キャンパス)(2日目))

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.nacos.com/kokubun/taikai.html

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日にち 平成30年(2018)年6月2日(土)、3日(日)
会場 二松學舎大学中州記念講堂(九段キャンパス)(1日目)
二松學舎大学中州記念講堂1号館401・403教室(九段キャンパス)(2日目)
交通 地下鉄東西線・半蔵門線・渡英新宿線「九段下」駅下車、2番出口より徒歩8分
地下鉄半蔵門線「半蔵門」駅下車、5番出口より徒歩10分
JR中央線(総武線)、地下鉄有楽町線、東西線、南北線「飯田橋」駅下車、徒歩15分
JR中央線(総武線)、地下鉄有楽町線、南北線、都営新宿線「市ヶ谷」駅下車、徒歩15分
*会場のホームページアドレス 
http://www.nishogakusha-u.ac.jp/about/campus/a7.html

問い合わせ先 二松學舎大学 文学部国文学科 原由来恵研究室
Email: y-hara@nishogakusha-u.ac.jp

テーマ AI時代に国語学・国文学は何をすべきか、大学では何ができるのか
AIの進化著しい昨今、人の営みである文学・語学が果たす役割は何か。未来に向けて人文学の可能性と指針、教育のあり方を問う

第1日 6月2日(土)
11:00~11:30 常任委員会 1号館11階会議室
11:30~12:00 委員会 1号館11階会議室
12:30~ 受付
13:00~ 開会
会場 中州記念講堂【1号館地下2階】
・開会の辞
・会場後挨拶
・会長挨拶
全国大学国語国文学会長 中西進

13:15~17:00 シンポジウム テーマ AI時代に大学、国語学・国文学は何をすべきか、何ができるのか
将棋や囲碁車の自動運転でよく知られたAIは様々な分野に導入されようとしている。今後教授職をもAIに代わるかもしれない時代である。2045年にはシンギュラリティと呼ばれるAIが人間の知性を超える技術的特異点に到達するとも言われている。果たしてAIが文学作品を作り、AIが文学・語学研究を行う時代は訪れるのだろうか。
そこで、今回は4人の専門家を迎え、語学・文学研究の役割と人のあり方を見つめ、未来への我々の役割について探っていく。
コーディネーター/二松學舎 文学部教授 塩沢一平

13:15~14:10 基調講演
「AIとは、AIの現在・未来」
株式会社ドワンゴ 
人工知能研究所所長NPO法人全脳アーキテクチャ・イニシアティブ代表 
山川宏

「AIと教育、AIと大学の現在・未来」
大学経営戦略研究所代表 元桜美林大学教授 船戸高樹

14:20~15:15 基調講演と朗読
「技術革新と語学・文学」
早稲田大学教授 石原千秋

朗読「夢十夜」
漱石アンドロイド

「AIとアンドロイド アンドロイドと語学・文学」
二松學舎大学教授 増田裕美子

15:45~17:00 ディスカッション
17:30~ 懇親会
会場 13階レストラン
会費 一般・6000円、学生・4000円

第2日 6月3日
研究発表大会(10:00~14:30)
10:00~12:15 午前の部

A会場 401教室

貝原益軒撰『大和本草』「花草」類・「花木」類の分類意識
―《植物の観賞》という概念の成立をめぐってー
大東文化大学大学院 郭 崇

讃岐守菅原道真の桜花詠--『菅家文草』巻4・286番詩を読むー
國學院大學兼任講師 笹川 勲

中関白家の零落--寛子に見られる受領階級の処世―
二松學舍大学大学院 大村 美紗

B会場 403教室

「読解力」の養成を目指してー森鴎外「舞姫」による実践報告
愛知県立知立東髙等学教教諭 増田裕 希

文学を読むという行為―『古今和歌集』の歌に付される未来性―
創価大学助教 山本 美紀

今に生きる「文学の力」を古典『竹取物語』の和歌の力に注目して考える
―『古今和歌集』仮名序の主張と韻文散文の特徴をふまえつつー
岩手大学教育学部准教授 田中 成行

12:15~13:15 休憩

13:15~14:30 午後の部

A会場 401教室

細江逸記のヴォイス論再考
國學院大學兼任講師・大東文化大学非常勤講師 岡田 誠

天石屋戸と天孫降臨--アメノウズメとサルタビコー
福岡女学院大学名誉教授 吉田 修作

14:45~15:30 A会場 401教室
総会
授賞式(学会賞/『文学・語学』賞/研究発表奨励賞)
閉会の辞