文学通信｜多様な情報をつなげ、多くの「問い」を世に生み出す出版社

研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://sekenbanasi.wordpress.com/2021/08/30/m202109/
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※申し込み等は上記サイトをご確認ください。

○日時：2021年9月12日（日）13:00開会　16:30閉会予定（途中休憩有）
○発表者：羽鳥 佑亮

○発表題目：「説話における神仏の降伏の研究」
○発表要旨：
　歳のはじめには社寺に参詣者が集うように、神仏は一般的に、人々の祈りに応えて様々な利益を与えて幸福をもたらしてくれる存在と認識されている。しかし、神仏は説話において、人々や霊的な存在に対し利益や幸福を与えるだけではなく、危害を加え、ときには殺害することもある。
　では、神仏はいかなる対象に、どのようにして危害を加えるのだろうか。本発表は、神仏のこのような行為を「降伏」とし、平安時代前期から室町時代後期に至るまでの説話に載る記事を用い、それらの整理と分類を試み、考察を行なったものである。
　なお本発表は、國學院大學文学部日本文学科の卒業論文である拙稿「説話及び物語における神仏の降伏の研究」の一部を基としている。

○参加方法：Zoomを使用いたします。

例会後は休憩を挟んで交流会も開催いたします。
ご参加お待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。