総研大文化フォーラム2021「あそびを多角的に見つめる」(2021年12月4日(土)12月5日(日)、オンライン)
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●公式サイトはこちら
https://www.soken.ac.jp/event/7066/
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※詳細は上記サイトをご確認ください。
昨年から続く新型コロナウイルスの蔓延で人々は疲弊し、国際社会に目を向ければ紛争や人種差別といった問題が山積しています。そのような中でも人はあそぶことを忘れず、前を向いて歩く力を涵養しています。また、コロナ禍においては人と人の交流が困難になった面があります。あそびは交流の一形態でもあり、共にあそぶことは人と人を結びつけ、互いに理解し認め合うことに繋がると考えています。
本テーマの「あそび」は、「余裕」や「ゆとり」といった意味を含んでいます。余裕やゆとりがなければあそぶこともままならず、相互理解にはほど遠いように思います。「余裕」「ゆとり」、あるいはそこから生まれるものの力とはどのようなものか一緒に考えていくことで、人の持つ力の一端を明らかにする一助となるのではないでしょうか。
本フォーラムでは多様な分野の人々が交差します。互いに議論し合い認め合うことで新たな境地を開くことはもちろん、他者と相対化することで自身の研究の立ち位置も知れるでしょう。移動の制限される昨今、多分野の人と交流することは貴重な機会になると確信しています。一人一人の好奇心から生まれた研究を語り合い、認め合い、発展させ合う場としたいと思っております。
今年度の文化フォーラムは、国立歴史民俗博物館(歴博)がホスト機関ですが、当日はオンライン開催とする予定です。対面での交流は叶いませんが、代わりに物理的な制約は少なくなります。その利点を活かしたフォーラムを実現するべく、準備を行っております。みなさまの参加を心よりお待ちしています。
日程
2021年12月4日(土) ~ 12月5日(日) オンライン開催
プログラム(予定)
基調講演、口頭発表、文化科学研究紹介リレー、シンポジウム、独自プログラム、オンライン懇親会
総研大文化フォーラム2021担当者
2021年度学生企画委員会
委員長 日本歴史研究専攻 前山 和喜
副委員長 比較文化学専攻 川又 幸恵
文化科学研究科長 伊東 貴之
日本歴史研究専攻長(フォーラム事業担当) 樋口 雄彦
日本歴史研究専攻 教授(フォーラム事業担当) 小島 道裕