和歌文学テキストデータ構築計画ニューズレター・特設サイト

◆2026年1月・第1号刊行◆
── 刊行にあたって ──
本文研究は、あらゆる古典文学研究の基盤をなすものです。近年、国内外の古典籍がデジタル化され、多数の資料に容易にアクセスできるようになりました。その中には、これまで知られてこなかった伝本も含まれています。言い換えれば、和歌に限らず、現在広く用いられている古典文学作品の本文そのものを、あらためて検討し直すべき時期を迎えていると言えるでしょう。また、デジタル時代を迎え、従来の紙媒体やPDF公開を前提とした本文提示と、今後のデジタル公開を想定した本文提示とでは、方法が異なって然るべきです。
こうした問題意識のもと、このたび「和歌文学テキストデータ構築計画」という共同研究を開始しました。本プロジェクトでは、TEI(Text Encoding Initiative)ガイドラインに則した和歌文学のテキストデータを構築し、公開していきます。現在は、中世歌合・和歌集のほか、歌論書・歌学書などのテキストデータ構築を進めています。
良質な論文や注釈に恵まれるかどうかは、古典の存続そのものにも影響を与えます。そのため、本文だけでなく、それに付随する研究成果も広く公開され、長く継承されることが求められます。歴史と未来を包摂し、利用者がそのあいだを自在に行き来できるテキストをいかに構築し公開していくか―この課題に、本計画を通して取り組んでいきたいと考えています。(研究代表者:加藤弓枝)
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◆第1号(2026年1月)◆

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■目次
【巻頭言】
ニューズレター刊行にあたって●加藤弓枝
【次世代のテキストデータ構築に向けて】
和歌文学研究 次の百年の基盤づくり―TEIによる「構造化と共有化」―●近藤泰弘
テキストの立体化と深化、そして共有化へ―来たりくる和歌文学研究の未来のために―●田渕句美子
【TEI入門講座参加記】
はじめの一歩●荻原大地
【和歌文学テキストデータ構築計画NEWS】
プロジェクト報告・テキストデータ公開情報・TEI入門講座のお知らせ
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※本共同研究は、基盤研究(B)「次世代の日本文学テキストデータ構造化と歌論歌学データベース構築に関する実践的研究」(JP25K00439)の採択を受けています。
研究代表者:加藤弓枝(名古屋大学)
研究分担者:海野圭介(早稲田大学)・青山英正(東京大学)・菊池信彦(国文学研究資料館)・舟見一哉(実践女子大学)・田口暢之(鶴見大学)・甲斐温子(静岡大学)
研究協力者:幾浦裕之(文部科学省)・舘野文昭(埼玉大学)
※バナー・ニューズレター表紙 画像出典
ColBase『伊勢集断簡(石山切)』(九州国立博物館所蔵)
https://colbase.nich.go.jp/collection_items/kyuhaku/B14?locale=ja
CODH『光琳画譜』(国文学研究資料館所蔵)
http://codh.rois.ac.jp/iiif/iiif-curation-viewer/index.html?pages=200010512&pos=5&lang=ja












































































