日本近代文学館:第26回文学館演習―日本近代文学資料の探索と処理―(2024年8月20日(火)~24日(土)各日午前10時~午後5時15分、講堂)※要申し込み

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.bungakukan.or.jp/event/seminar/

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※詳細は上記サイトをご確認ください。


近代文学の勉強法を知りたい人は必修!
第一線の講師たちによる贅沢な集中講義!
使用する資料はすべて本物です!


日本近代文学の研究、および各地の文学館・文学者の記念館の設立は近年ますます盛んになっていますが、その盛況に比して、基礎研究資料としての原稿・書簡などの肉筆資料や、初出誌紙・初版本類の研究とそれらの保存状態は、必ずしも充分とは言えません。
そこで当館では、将来、文学・文化分野の研究を志す方、文学館の運営に携わることを志す方、あるいは編集者、ジャーナリストなど文学館を利用する仕事を志望している方を対象に、実際に資料を扱いつつ、近代文学原資料の探索・利用とその処理・保存に関する演習を毎年8月下旬に開講しております。
近代文学と書物・文献を愛する方々の参加を期待しています。
なお本演習は、受講者(学部生・大学院生)が在籍する大学・大学院で認められた場合には、「日本近代文学」(2単位※)、「博物館実習」(2単位)等の単位とすることができます。

※これまで、学習院大学大学院、埼玉大学大学院、成城大学大学院、日本女子大学大学院、梅光学院大学大学院、福岡女子大学大学院、佛教大学大学院、武蔵大学大学院・・・等で単位認定を受けています


日時 2024年8月20日(火)~24日(土)各日 午前10時~午後5時15分
場所 日本近代文学館 講堂
受講料 20,900円(当館維持会・友の会(旧・館の会)会員は18,800円)
定員 30名


講義内容([ ]=コマ数)

1 総論 [2]

オリエンテーション / 事務局
近代文学館とは / 中島国彦(日本近代文学館理事長)
日本近代文学館の所蔵資料とその意義 / 安藤宏(東京大学教授)

2 資料の収集と活用 [4]+実習[4]

資料を活用する研究法 「図書」 (講義・演習) / 紅野謙介(近代文学研究者)
資料を活用する研究法 「自筆資料」 (講義・演習) / 渡部麻実(日本女子大学教授)
資料を活用する研究法 「雑誌」 (講義・演習) / 大原祐治(実践女子大学教授)
資料を活用する研究法 「新聞」 (講義・演習) / 山田俊治(横浜市立大学名誉教授)
図書・雑誌の利用① (実習) / 事務局
図書・雑誌の利用② (実習) / 事務局
肉筆資料の解読 (実習) / 事務局
挿絵・写真資料の調査・保存 (実習) / 事務局

3 文学をめぐる問題 [2]

海外における日本文学の研究 (講義・演習) / 和田博文(東京女子大学特任教授)
文学と大衆 (講義・演習) / 宮内淳子(近代文学研究者)

4 文学の周辺(1) [2]

文学と映画 (講義・演習) / 石田仁志(東洋大学教授)
出版メディアの戦略・検閲 (講義・演習) / 五味渕典嗣(早稲田大学教授)

5 資料の保存・公開・展観  実習[3]

資料の保存・修理 (実習) / 事務局
資料の公開・展示 (実習) / 事務局
資料の公開・図録 (実習) / 事務局

6 文学の周辺(2) [2]

挿絵・口絵と文学(講義・演習) / 出口智之(東京大学准教授)
文学と美術・音楽(講義・演習) / 中島国彦(日本近代文学館理事長)

7 総括 [1]

日本近代文学館に対する要望 (質疑応答) / 講師、事務局