大和文華館「文字を愛でる ―経典・文学・手紙から―」(2024年2月23日(金・祝)~4月7日(日))
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●公式サイトはこちら
https://www.artagenda.jp/exhibition/detail/8454
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文字を愛でる
―経典・文学・手紙から―
中国で始まった書の文化は、字体や書風を多様に展開し、文字を芸術の域にまで昇華しました。中国・朝鮮半島・日本では、文字は情報を伝達するという役割を超えて、実用と芸術の両面を包括する芸術文化として発展します。
仏教経典は仏の教えを正確に伝えるために、一文字一文字を誤りなく書写するということが行われ、同じ経典が何度も繰り返し書写されました。さらに書かれた経文の文字は、その一文字一文字が「仏」としても認識されていきます。文学のなかでも特に詩歌の書は、歌に込められた感情が毛筆を通じて文字として表現されることで、文化を担った人々の美意識が直接的に反映されました。そして手紙は、書き手の地位や内容によって、歴史史料あるいは名筆として重視されていきます。
本展では、大和文華館が所蔵する、主に日本の経典・文学・手紙を通して、文字が担った役割を紐解きながら、美しい文字の世界を紹介します。
2024年2月23日(金・祝)~2024年4月7日(日)
観覧料:一般 630円