日本児童文学学会 第60回研究大会（2021年11月20日（土）21日（日）、オンライン）※要申し込み
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研究会情報です。
●公式サイトはこちら
http://www.jscl.internet.ne.jp/60taikai%20chirashi.pdf
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※申し込み等は上記サイトをご確認ください。
日本児童文学学会第60回研究大会は、どなたでも参加いただけます。以下のプログラムの中から選んで参加してください。参加費は2日間を通して会員1000円、一般参加（会員外）1200円です。一般参加者はオンラインでのみご参加いただけます。
日本児童文学学会第６０回研究大会
２０２１年１１月２０日（土）・２１日（日）
参加費：
会員（会場参加またはオンライン）１,０００円
会員外(オンラインのみ)１,２００円
2021年11月20日（土）
講演会 14:10～15:40
演題：今さらながら、今だからこその少女小説
―『若草物語』から『長くつ下のピッピ』まで―
講師：斎藤美奈子さん（文芸評論家）
研究発表Ⅰ 13:00～14:00
【分科会 ①】司会：酒井晶代（愛知淑徳大学）
１．松谷みよ子『ちびっこ太郎』研究 来栖史江（梅花女子大学大学院博士後期課程）
２．1970年代のあまんきみこ作品考―児童出版メディアと「童話」のゆくえー
宮田航平（東京都立産業技術高等専門学校）
【分科会 ②】司会：藤本恵（武蔵野大学）
１．おとぎ話「美女と野獣」における野獣の人物像
―オネットム（honnête homme）の概念を手掛かりに―
田中理紗（東北大学大 学院情報科学研究科PD）
２．「現代児童文学」出発期における大井三重子＝仁木悦子の位置──『日本児童文学』掲載記事を中心に──
佐藤宗子（千葉大学（名誉教授））
学会賞授賞式・総会 15:50～16:50 ＊総会は学会会員のみ参加可です。
2021年11月21日（日）
研究発表Ⅱ 10:00～12:00
【分科会 ①】司会：横川寿美子（同志社女子大学嘱託講師）
１．少年児童出版社「幼児図画故事」シリーズにみる中国の絵本表現
浅野法子（大阪成蹊短期大学）
２．大正初期の翻訳少女小説の一様相―
エクトール・マロ原作、五来素川訳『雛燕』をめぐって
渡辺貴規子（大阪大学）
３．「3びきのくま」の受容研究 ──明治期から昭和前期を中心に──
丸尾美保（梅花女子大学大学院非常勤講師）
【分科会 ②】司会：米村みゆき（専修大学） 奥山恵（白百合女子大学ほか（非））
１．宮沢賢治「雪渡り」における音楽劇の側面について
坪谷卓浩（日本大学大学院文学研究科国文学専攻博士後期課程）
２．武井武雄の「お噺」に関する考察
遠藤知恵子（白百合女子大学児童文化研究センター）
３．後藤竜二作品における中学生への焦点化
―1980年代以前のヤングアダルト文学状況の整理の手がかりとして―
小林夏美（聖学院大学（非））
４．「つるばら村」シリーズにおけるお店やさん 佐々木由美子（東京未来大学）
研究発表Ⅲ 13:00～14:30
【分科会 ①】司会：浅岡靖央（白百合女子大学）
１．巌谷小波『こがね丸』の成立──装訂と書体に注目して──
福原真子（総合研究大学院大学博士後期課程）
２．明治・大正年間における『図書館雑誌』にみる課外読み物の選書論の検討
目黒強（神戸大学）
３．JOBK「子供の時間」発展期の研究 畠山兆子
【分科会 ②】司会：川端有子（日本女子大学） 今田由香（京都女子大学）
１．現代フランス児童文学における孤児物語の検討
―子どもたちの望みはどこに帰着するのか？―
伊藤敬佑（白百合女子大学）
２．文部省推薦図書における絵本の教育観──読書指導に着目して──
森岡伸枝（大阪芸術大学短期大学部）
３．現代の絵本観：トレンディになった児童文化財
永田桂子（京都女子大学大学院（元非常勤））
研究発表Ⅳ＋ラウンドテーブル 14:40～16:40
【分科会 ①】司会：宮川健郎（大阪国際児童文学振興財団）
１．椋鳩十『動物ども』における動物の表象について
―エコクリティシズム的観点からの考察―
横川寿美子（同志社女子大学嘱託講師）
２．はやみねかおる作品の「おなじみ」―定型表現の使用実態と考察―
日暮英里佳（白百合女子大学大学院博士課程）
【ラウンドテーブル】
テーマ： 東アジアの小学校国語教科書における翻訳児童文学
―日中韓台の比較から―
話題提供者：成實朋子（大阪教育大学）総括・台湾
大竹聖美（東京純心大学）韓国
浅野法子（大阪成蹊短期大学）中国
西山利佳（青山学院女子短期大学）日本
司会：佐藤宗子（千葉大学名誉教授）
協力：大阪府立中央図書館
