武蔵野美術大学×国書刊行会 公開講座「膠を旅する――これからの表現と社会へ」(2021年11月20日(土)17:00〜18:30、オンライン)※要申し込み

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.musabi.ac.jp/collaboration/community/lecture/
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※申し込み等は上記サイトをご確認ください。


「日本画の伝統素材『膠』に関する調査研究」は、武蔵野美術大学共同研究として2017年にはじまりました。その研究成果は2021年、国書刊行会から出版された書籍『膠を旅する』、および本学美術館にて同名を冠して開催された展覧会に結実しました。本研究では動物資源と表現における問題にまで踏み込むことで、「膠」を単なる日本画の画材としてだけではなく、表現の源流にある社会的あるいは身体的問題へと接近するものとして再思考しました。そして展覧会では来館者の眼前に、ダイナミックにその世界をご覧いただきました。

本公開講座「膠を旅する――これからの表現と社会へ」では、内田あぐり氏や、研究の中心メンバーであった後藤秀聖氏から、書籍や展覧会の目論み、そしてあまり表立って語られてこなかった企画者の考えや思いを語っていただきます。さらに特別ゲストとして国立西洋美術館館長の田中正之氏と永青文庫副館長の橋本麻里氏をお招きします。美術と社会構造を媒介するものとしての「膠」を起点として、私たちが日ごろ目にすることのない表現の原質を探ることで、これからの表現への考え方、あるいは向き合い方を探ると同時に、そこから新たに開かれる表現の可能性について議論を深めていきます。
なお本公開講座は、国書刊行会からの『膠を旅する』の出版および武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス講義室のリニューアル記念として開催します。


日時
2021年11月20日(土)17:00-18:30

登壇者
田中正之(たなか まさゆき)
橋本麻里(はしもと まり)
後藤秀聖(ごとう しゅうせい)
内田あぐり(うちだ あぐり)

参加方法
オンライン配信(要予約)
*新型コロナウィルス感染症の状況によっては、配信会場(武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス)にて聴講を可能とする場合があります。詳細は別途お知らせします。


受講料 無料
主催 武蔵野美術⼤学
共催 株式会社国書刊行会