学習院大学史料館【動画配信】:令和2年度秋季特別展「筆が織りなす皇室の美」(令和2年10月15日(木)〜12月5日(土))

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展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.gakushuin.ac.jp/univ/ua/exhibition/

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 筆は紀元前の中国で発祥し、仏教と共に日本へ伝来したと言われます。以後今日に至るまで筆は生活の中にあり、常に身近な存在でした。その役割は文字を書くこと、画を描くことにとどまらず、化粧などにも使われています。筆の種類もいわゆる筆の他に、「筆」という文字で表される万年筆や鉛筆も、広い意味では筆の種類に含まれると考えられます。
 常に生活の中にあった筆。皇族の方々も筆を使って、様々なものを表現されました。特に天皇ご自身が認められた書は御宸翰・御宸筆と呼ばれ、美術品としても貴ばれました。
 本展覧会では、桂宮家旧蔵の伏見天皇御集「広沢切」、後水尾天皇御宸筆の書状、霊元天皇御宸筆の和歌懐紙など、新発見の史料を初めて公開いたします。
また、令和元年度歴史関係ニュースのベストテンに数えられた「昭和天皇直筆御製草稿」についても、この度初公開いたします。


 なお、学習院大学では感染症拡大防止策として入構を制限しているため、当展覧会および関連講座は動画配信により公開いたします。動画は下記の期間中にホームページよりご覧いただけます。普段はお越しになれない遠方の方々をはじめ多くの方々に、時代も内容も幅広い皇室関係の「筆の美」をご覧いただければ幸いです。

URL:https://youtu.be/ttdkafUghpg(外部リンク)
配信期間:令和2年(2020)10月15日(木)~12月5日(土)


【関連講演会】

 第91回 学習院大学史料館講座
 「宸翰の鑑賞―時代とその風格を味わう―」
 講師:島谷弘幸氏(九州国立博物館長)

 URL:https://youtu.be/tIZzQw12QwI(外部リンク)
 動画配信期間:令和2年11月21日(土)~12月5日(土)