全国漢文教育学会 12月講演会「中国学を考え直す―中国学研究と漢文教育の発展を目指して―」中村聡 氏(元玉川大学教授)(令和2年12月12日(土)午後5時~6時、ZOOM)※要申し込み

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講演会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.zenkankyo.gr.jp/event/164/


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※申し込みは上記サイトをご確認ください。


日時:令和2年12月12日(土) 午後5時~6時
※今回の講演会は、ZOOMを使ってオンラインで開催いたします。

講演者:中村聡先生(元玉川大学教授)

演目:中国学を考え直す ―中国学研究と漢文教育の発展を目指して―

●講師からひと言

語学は別として、大学で中国学を学ぶ学生の何割がそれを専門として学ん
でいるのでしょう。そのような統計調査は見たことはありませんが、その数
が非常に少ないであろうことは容易に推測できます。大学で中国学を学んで
いる学生の多くは教養科目の一つとして、あるいは中学・高校の国語科教員
免許状取得のための必要科目として履修・修得している場合が多いように思
れます。
このような状況の中で、中国学を専門とする大学教員は、この実情をどの
程度意識しているのでしょう。また、この現実の中でどのように研究と教育
に携わるべきなのでしょう。研究と教育は大学教員の努めです。両立は不可
です。だからこそ難しい問題なのです。拙い経験の中からいくつかの問題点
を取り出して考えてみたいと思います。