早稲田大学演劇博物館:特別展「競演!『三国志』の風雲児たち――日本・中国・台湾の華麗なる舞台」(2020年9月28日(月)~12月25日(金))

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展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.waseda.jp/enpaku/ex/11041/

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会期:2020年9月28日(月)~12月25日(金)
開館時間:10:00-16:00
休館日:10月は土曜・日曜日。11月以降はHPでお知らせします。
会場:早稲田大学演劇博物館 1階 特別展示室
入館無料
主催:早稲田大学演劇博物館・演劇映像学連携研究拠点


乱世に生きる個性豊かな人物の奮闘ぶりを鮮明に描いた「三国志」物語は、小説や漫画、テレビ人形劇、ゲームなどを通じて日本でも多くの人びとを魅了しています。日本・中国・台湾の伝統演劇の世界でも、「三国志」は絶大な人気を誇ってきました。
中国では、京劇だけでも90作以上の関連演目があり、原作小説『三国志演義』の中の様々な名場面を舞台で再現しています。台湾の「布袋戯」(ポテヒ)では、京劇から一部の演目を取り入れ、「指遣い人形」を駆使し、人間に比べ、より躍動感あふれる舞台を創り出してきました。日本では、江戸時代以降に歌舞伎などに取り入れ、時代や人物の設定を大きく転換したり、1999年にはスーパー歌舞伎において実は女性だった劉備が誕生するなど、独自の解釈による「三国志」の世界を表現しています。
本展では、当館コレクションから精選した衣裳、人形、錦絵など多種多様な演劇資料を展示いたします。日本・中国・台湾の舞台上に生み出された「三国志」の風雲児たちの魅力をぜひご堪能ください。