早稲田大学演劇博物館:2020年度秋季企画展「Inside/Out ─映像文化とLGBTQ+」(2020年9月28日(月)~2021年1月15日(金))

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展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.waseda.jp/enpaku/ex/10407/
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会期:2020年9月28日(月)~2021年1月15日(金)
開館時間:10:00-16:00
休館日:10月は土曜・日曜日。11月以降はHPでお知らせします。
会場:早稲田大学演劇博物館 2階 企画展示室 
入館無料
主催:早稲田大学演劇博物館・演劇映像学連携研究拠点
助成:geijutsu_formal_logo4


内から見るか、外から見るか、それとも──。
性の視点から映画やテレビドラマの歴史を紐解くと、目の前に広がるのは男女の恋愛物語だけではありません。そこには同性同士の恋愛や情愛、女らしさ/男らしさの「普通」に対する異議申し立て、名前のない関係性などを描いた物語が存在します。
2010年代には、「LGBTブーム」を契機にLGBTQ+の人々を描く映像作品が次々と製作され、性について、また「普通とは何か?」について考える機会が増えました。本展では、戦後から2010年代までの映画とテレビドラマを主な対象に多様なLGBTQ+表象に着目し、製作ノート、パンフレット、スチル写真、台本、映像などの多彩な資料とともに歴史を振り返ります。
いまを生きる私たちが一度立ち止まり、過去の物語と現在を繋ぎ合わせることで、様々な性や人間関係のあり方を尊重する、映像文化の魅力を改めて認識する機会となる事を願います。


展示構成
・戦後日本映画を読み直す
・日活ロマンポルノと薔薇族映画にみる性のカタチ
・1980~1990年代 エイズ・パニックと「ゲイ・ブーム」以前以後
・ニュー・クイア・シネマの到来と映画祭の隆盛
・ゼロ年代以降の国内メディアとLGBTQ+
・性的マイノリティの老いと若さを考える