2019年度 第2回平安朝文学研究会 研究発表会(2020年3月7日(土)、早稲田大学 戸山キャンパス(文学学術院)39号館5階第5会議室)

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.waseda.jp/flas/glas/assets/uploads/2020/02/2a6d7897b5b154e9dda977b9b3bfe458.pdf

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日 時 2020 年 3 月 7 日(土) 14:00~16:20
会 場 早稲田大学 戸山キャンパス(文学学術院) 39 号館 5 階 第 5 会議室

○ 研究発表(14:00~15:00、15:20~16:20)

荒井 洋樹
(早稲田大学大学院文学研究科 博士後期課程)
『うつほ物語』大后宮六十賀屏風攷

『うつほ物語』菊の宴に描かれる大后宮六十賀屏風には、「右大将」を筆頭に貴顕が詠進し、和歌史的にも注目に値する。本発表では、『うつほ物語』の中で当該屏風が果たす役割を明らかにする。また、その和歌にも独自な表現が多く見え、それについても精読したい。

李 賢秀
(早稲田大学大学院文学研究科 博士後期課程)
『源氏物語』「蓬生」巻における「藤」とその香り

源氏が末摘花と再会する場面には、大和絵屏風の類型的な図柄として享受された「松にかかる藤」が描かれている。この絵画的な描写には、平安時代の文化的記号としての象徴性が潜んでいると予想される。本発表では、『源氏物語』「蓬生」巻における「藤」とその香りの意味について考察する。

○ 懇 親 会(17:00 頃~) 会 場 かわうち (新宿区西早稲田 2-3-22)


※どなたでもご参加になれます(無料)。
※当日は、同会場で 13:20 より委員会を開く予定です