古代文学会10月例会(第801回)(2026年10月3日(土)午後2時~5時、大東文化会館K-404+Zoom)※Zoom参加は要申し込み
研究会情報です。
●公式サイトはこちら
https://kodaibungakukai.sakura.ne.jp/wp/kenkyuuhappyoukai/reikai
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※詳細は上記サイトをご確認ください。
ハイブリッド開催といたします。
日時:10月3日(土)午後2時~5時 (例会終了後、委員会を開きます)
※オンライン開始時刻は発表開始の15分前となっています。
【対面】
会場:大東文化会館 K-404
東武練馬(大東文化大学前)駅北口、東口下車徒歩3分
【Zoom参加方法】
要申し込み
発表者:峯岸 加奈 氏
題目:『古事記』『日本書紀』ウケヒ神話研究―二神の対立関係に係る記述に注目して―
要旨:本発表ではウケヒ神話研究の一環として、スサノヲの昇天からウケヒが提案されるまでの記事にみられる、アマテラスとスサノヲの対立に係わる記述の比較を行う。
二神のウケヒは、来訪の意図を疑うアマテラスに対し、他意がないことを証明するためにスサノヲの提案によって行われる。従来の研究ではウケヒの判定条件の有無を中心に、スサノヲの「清明心」や子の生成と所属、アマテラスの「詔別」、二神の勝敗といったウケヒ場面にみられる要素が主に注目を集めてきた。しかし、物語の相違はウケヒが行われる直前の記事にも確認することができ、特にアマテラスとスサノヲの対立の内訳は、『古事記』と『日本書紀』で全く異なる。
二神の対立は、スサノヲの昇天が発端となる。『古事記』のスサノヲは海原を治めず泣き続け、イザナキの怒りを買って追い払われる。その後、独断で高天原を訪れてから去ろうとする。『日本書紀』のスサノヲは、父母二神に「甚無道」と判断され、「根国」行きを命じられる。第六段本文冒頭にて、「勅許」を得て昇天する展開を挟んでおり、当場面で設定されたスサノヲの立場の違いを窺うことができる。続く対峙場面では、アマテラスのスサノヲに対する姿勢に相違がみられる。『古事記』ではスサノヲの来訪に、相手を待って事情を問うような場面でみられる「待問」が使用されており、対峙の姿勢は〈武装+「待問」〉の組み合わせで語られる。これに対応する『日本書紀』の記述は、罪や真偽を問い質す場面でみられる「詰問」を用いた〈武装+「俓詰問」〉となっており、天と相容れない「無道」の存在として書かれる『日本書紀』のスサノヲの立場に応じた、アマテラスの姿勢が表現されていると言える。
当該箇所に描かれる二神の対立に係わる記述を比較し、相違と内訳の整理を行うことで、『古事記』『日本書紀』のウケヒ神話冒頭部が持つ特徴の一端を明らかにしたい。
(司会:飯田勇氏)
※なお、発表資料及び要旨の著作権は発表者に帰属します。
◎委員会の開催と参加について
委員会を例会終了後(17時より)に開催いたします。ハイブリッドで開催いたします。維持会員の方にはこの例会通知とは別に委員会開催のお知らせが別途届くこととなります。ご参加願います。

























































































