富山市佐藤記念美術館:企画展「富山ゆかりの三絵師―岸駒・公均・立嶽」(2026年4月18日(土)〜7月5日(日))

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展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
https://tinyurl.com/mvv92b4j
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※詳細は上記サイトをご確認ください。


 近世以降、富山からは多くの絵師たちが世に出て、個性豊かな作品を後世に

残しています。なかでも、江戸後期から明治初期にかけて中央画壇で健筆をふ

るった、岸駒、吉田公均、木村立嶽の3人は、現在でも広くその名が知られて

います。

 江戸後期の京都画壇で才覚をあらわし、岸派の祖となった岸駒(1749?-1838)

は、母親の実家が富山県の岩瀬にあったと伝えられています。青年期までを加

賀国金沢で過ごし、安永8年(1778)頃に京都に上ると、やがて諸派を折衷した

表出性の高い画風を確立し、円山応挙らと並んで京の人気絵師となりました。

 吉田公均(1804-1876)は、文化元年(1804)に富山県の上市町で生まれてい

ます。岸駒の作画活動が最盛期を迎える文化年間の末頃に上洛し、四条派の紀

広成や松村景文に師事して絵を学びました。やがて20代後半には一流絵師とし

ての地位を確立し、安政2年(1855)の京都御所再建の際には御学問所に障壁画

を描くなど、主に幕末の京都を舞台に活躍しました。

 3人の中でもっとも遅く生まれた木村立嶽(1828-1890)は、文政11年(1828)

に富山市南央町で生を受けました。12歳で当時の富山藩主・前田利保の推薦を

得て、木挽町狩野家の幕府奥絵師・晴川院養信に師事します。青年に達すると

富山藩御用絵師として藩の画事に従事するようになり、一方で狩野派の一員と

して江戸でも実績を残しました。明治維新後はA・フェノロサが組織した鑑画

会に加わり、西洋の絵画表現を取り入れた新しい日本画の創造にも取り組んで

います。

 本展では、当館や富山市郷土博物館の所蔵品の中から屏風や掛軸など約20点

を選び、かれら3人の画業の一端を紹介します。江戸や京都で名をあげた、富

山ゆかりの絵師たちの足跡に触れていただく機会となれば幸いです。


◇ 会 期 令和8年4月18日(土)~7月5日(日)
◇ 休 館 日 5月25日(月)~5月31日(日)
◇ 場 所 富山市佐藤記念美術館
◇ 観 覧 料 大人 210円 高校生以下無料
◇ 主 催 富山市教育委員会(富山市佐藤記念美術館)