山本誠『教養としての災害と考古学』(淡交社)

このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr

淡交社さまよりいただきました。
Image2.jpg

公式サイトはこちら。
https://www.book.tankosha.co.jp/shopdetail/000000002227/

価格(税込): 1,980円
発行日:2026/3/28
四六判・並製・216頁
ISBN:978-4-473-04708-3

【内容】
歴史のうねりと災害の関係をやさしくひもとく!
未来に届ける減災の考古学

本書では、長年、兵庫県の職員として埋蔵文化財に向き合う考古学者である著者が、旧石器時代から平安時代までの歴史のうねりを語りつつ、当時の災害および、現代・未来の災害とどのように関連しているか、やさしくひもときます。火山噴火と道具の進化、稲作伝来と水害、国際化と人為災害、仏教と震災の惨禍など、考古学上の重要事項をたのしく学びつつ、災害を考えます。そして、東日本大震災の復興事業における発掘調査や、価値の多様化のなかで生じる文化財の問題などをも視野に入れた、「教養」としておすすめする新しい一書です。

【目次】
第1章 東日本大震災の津波災害を避けた遺跡  
  ――薄磯貝塚・餓鬼堂横穴墓群・浦尻貝塚――
 第2章 私の考古学
I部 旧石器時代
 第3章 火山灰が語る災害と環境変化
  ――恩原遺跡群――
 第4章 火山災害とナウマンゾウハンター
  ――七日市遺跡――
II部 縄文時代
 第5章 縄文変革
  ――鳥浜貝塚――
 第6章 縄文人の高台での暮らし
  ――佃遺跡・東京湾沿岸の貝塚――
III部 弥生時代
 第7章 水田耕作がもたらしたもの
  ――板付遺跡――
 第8章 水害の危険を受容した弥生人
  ――玉津田中遺跡・高松町遺跡――
IV部 古墳時代
 第9章 三角縁神獣鏡と海外交流
  ――西求女塚古墳・権現山51号墳――
 第10章 列島改造と災害
  ――陶邑遺跡群・金井遺跡群・仁徳天皇陵古墳――
V部 飛鳥・奈良・平安時代
 第11章 仏教が伝える災害犠牲の鎮魂
  ――山田寺・大悲山の石仏群――
 第12章 日本神話の地・淡路島の震災
  ――野島断層・志筑廃寺――
VI部 現代と未来
 第13章 災害復興の福島で出会った遺跡
  ――桜田IV遺跡――
 第14章 私と震災の考古学