第235回青葉ことばの会(2025年7月5日(土) 午後3時-6時00分、学習院大学 北2号館 10階 大会議室・Zoom、要申込)

研究会情報です。
●公式サイトはこちら
https://aobakotoba.jugem.jp/?eid=42
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※詳細は上記サイトをご確認ください。
日 時:7月5日(土) 午後3時-6時00分(2時30分より配信テスト)
会 場:学習院大学 北2号館 10階 大会議室
及び Zoomを利用したオンライン形式
(お使いのPC、スマートフォン等でアクセスしてください)
〈研究発表〉
題 目:源氏物語の文体―その現実感について―
発表者:成田大知氏(明治大学兼任講師)
〈シリーズの趣意説明〉
題 目:研究会のシリーズ・テーマ"文体と、表現・語彙と、虚構"について
――日本語史にある"虚構性"の再考――
担当者:安部清哉氏(学習院大学)
概 要:
成田大知氏
『源氏物語』は、現実感(リアリティ)に富んだ作品である、
と屡々言われる。たしかに当時の貴族社会の内情を反映し、
そこに生きる人々の心理を精緻に描写している点において、
『源氏物語』は、現実感ある作品である、と言うことができる
かもしれない。しかし、『源氏物語』は、その程度にとどまらない。
『源氏物語』の叙述は、当場における作中人物の感覚、
情意に裏打ちされた、主情性にあふれたものとなっており、
それらは読者に、物語世界の出来事を現実の事と感じさせるものと
なっている。かかる現実感ある叙述の例を、いくつかの巻より抄出し、
見ていくこととする。
安部清哉氏
現在、青葉ことばの会では「文体と、表現・語彙と、虚構」を共通テーマに、
研究発表を開催している。このテーマの発起人である安部氏を中心に
シリーズの趣旨について話し合う。
参加メールアドレス登録(7月4日(金)まで)
(会場にお越しの方は申し込み不要です)
https://ws.formzu.net/dist/S83887604/