國學院大學博物館:特別展「文永の役750年 Part2 絵詞に探るモンゴル襲来―『蒙古襲来絵詞』の世界―」(2024年11月30日(土)~2025年2月16日(日)、國學院大學渋谷キャンパス 学術メディアセンター 地下1階 國學院大學博物館)

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展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
http://museum.kokugakuin.ac.jp/special_exhibition/detail/2024_mouko_pt2.html
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※詳細は上記サイトをご確認ください。

特別展「文永の役750年 Part2 絵詞に探るモンゴル襲来―『蒙古襲来絵詞』の世界―」
会期:令和6(2024)年11月30日(土)~令和7(2025)年2月16日(日)


 今年(2024年)はモンゴル帝国が鎌倉時代の日本への侵攻を図った文永の役からちょうど750年目である。これを踏まえ、当館ではモンゴル襲来に関する最新の研究状況の紹介を目的とした特別展を2つ計画した。1つ目は「海底に眠るモンゴル襲来−水中考古学の世界−」(会期9月21日~11月24日)であり、モンゴル襲来の終焉の地である長崎県鷹島海底遺跡の実態解明を進めつつある水中考古学調査研究について紹介した。
 二つ目となる本展では熊本県菊池神社と埼玉県根岸家のご協力をいただき、所蔵する『蒙古襲来絵詞』模写本の展示公開を図ることとした。現在、『蒙古襲来絵詞』の原本は独立行政法人国立文化財機構皇居三の丸尚蔵館所蔵が収蔵し、国宝に指定されているが、『蒙古襲来絵詞』は多くの模写本が作成されており、約40例が知られている。しかし、模写本には原本とは異なる内容を持つものが多く、その違いはそれぞれの模写本が作成された経緯や時期など、さまざまな要因があると考えられる。
 そこで、本展では、菊池神社と根岸家所蔵の模写本を展示し、原本との違いとともに模写本間の違いを比較検討し、『蒙古襲来絵詞』の模写本が作成される経緯とそれぞれの模写本の位置付けの検討を試みることとする。

開催概要
会期 会期:令和6(2024)年11月30日(土)~2月16日(日)
会場 國學院大學博物館 企画展示室
開館日・開館時間・会期中休暇日 開館時間:10時~18時(最終入館17時30分)
休館日:毎週月曜日(祝日は開館)、12月23日~1月6日、1月18日~19日、2月2日
入館料 無料
アクセス 國學院大學渋谷キャンパス
学術メディアセンター 地下1階 國學院大學博物館

共催 長崎県松浦市・松浦市教育委員会
協力 菊池神社・根岸家