那珂川町馬頭広重美術館:特別展「那珂川町の画家-久那瀬にて 渡辺豊重遺作展-」(2024年10月20日(日)〜 2024年12月08日(日)、那珂川町馬頭広重美術館)
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●公式サイトはこちら
http://www.hiroshige.bato.tochigi.jp/archives/exhibition/2493
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※詳細は上記サイトをご確認ください。
鮮やかな色彩とユーモラスな形を特徴とする画風で知られた日本を代表する現代美術家のひとり渡辺豊重(1931-2023)は、昨年(2023)92歳を目前にして逝去しました。
渡辺は59歳の年に栃木県那珂川町久那瀬にアトリエを構えます。制作の拠点としていた川崎市との往復が始まり、74歳の年、ついに久那瀬に生活と制作の場を移しました。
移住後は、自然豊かな久那瀬の気候風土の下で、命の歓びを詠うかのような明るい作風へと変化して行きます。
その後、この町にも影響を及ぼした現代社会の歪に対する怒りから頭部の無い黒い「鬼」が生まれ、作風は激変。さらに東日本大震災の被害を目の当たりにし、津波を描かなければならないと全身で挑んだ「動刻」へと変化して行きました。
本展ではそれら久那瀬時代の作品を辿り、現代美術家・渡辺豊重が里山での暮しから何を受け取り、何を作品に表現しようとしたのか。美術家に寄り添いながら考えてみることで追悼の意を表したいと思います。
開館時間 午前9時30分より午後5時まで(但し入館は4時30分まで)
休館日 月曜日(祝日は開館)、祝日の翌日
入館料
大 人:700円(630円)
高大生:400円(360円)
※()は20名以上の団体料金。
※中学生以下は無料。
※障がい者手帳等をお持ちの方・付き添1名は半額。