2023年度訓点語学会訓点資料講習会第3回(2024年3月10日(日)10時~18時、東京大学文学部2番大教室)※要申し込み

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
http://kuntengo.com/training_session/

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※詳細は上記サイトをご確認ください。


訓点資料は、国語史研究において重要な位置を占めています。しかし訓点資料研究のためには独特の知識を必要とし、研究者人口の現状とも相俟って、その研究方法の伝承が焦眉の急となっています。
 このような現状を背景に訓点資料研究の知識と実技を教授し、幅広く国語史研究や関連諸領域の研究者の日々の研究に役立てて頂けるようにしたいと考えます。


○第3回
2024年3月10日(日)10時~18時(13時から14時まで休憩時間)

【会場】
対面開催(第3回、東京大学文学部2番大教室)

【対象】
訓点資料研究に関心を持っている学生(学部・大学院、研究生、留学生)、若手研究者、一般社会人等

【資格】
申込資格はありませんが、希望者多数の場合は先着順とします。

【人数】
30名程度

【費用】
無料

【第3回講習内容】
月本雅幸「仏書訓点資料の解読と国語史研究への活用」

第3回の講習は月本雅幸が仏書訓点資料とその国語史研究への利用法について担当します。
前半では訓点資料を正しく解読することについて、実習を含む講義を行います。その際、東京大学所蔵の訓点資料の原本もお見せします。後半ではその解読結果をどのように利用するか、すでに公刊されている訓点資料の解読文にどのようなものがあるか、またその利用に際して注意すべき点について、具体例を挙げながら述べます。