第1回文教大学貴重書展「文教大学貴重書展-お宝の再発見-」(2022年11月28日(月)~12月10日(土)、越谷図書館1階プレゼンテーションルーム)
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●公式サイトはこちら
https://www.bunkyo.ac.jp/library/news/archive/2022/details_39932.php
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※申し込み等は上記サイトをご確認ください。
このたび第1回「文教大学貴重書展」として、越谷図書館および文学部日本語日本文学科所蔵の貴重資料を中心とした展示を行います。
普段はなかなか紹介することができない、各コレクションから選りすぐった資料を間近に見るチャンスです。
また、古典籍の印刷に関する貴重な史料を日文科および情報学部よりお借りしました。
ぜひご来場・ご覧ください。
学外の方もご覧いただけます。
日時:2022年11月28日(月)~12月10日(土)
9:00~16:30(土曜日は12:00)
場所:越谷図書館1階・プレゼンテーションルーム
テーマと主な展示資料:
※ 展示資料は、一部変更となる場合があります
① 中国の古典籍 ~漢籍コレクション『史記』関連書より
越谷図書館が所蔵する膨大な漢籍コレクションの中でも特に重要かつ広い範囲にわたる「史記」関連書から、特に貴重な『史記(慶長古活字本)』(1596-1624年刊)や『史記(三注合刻本)』(1525-27年刊)などを厳選しました。
② 西洋の貴重書 ~シェリーコレクションほか
英詩人シェリー(P. B. Shelley)に関するコレクションより『St. Irvyne』初版本(1811年)などシェリー関連書のほか、イギリスの思想家ホッブズの著作集(1750年)やマザー・グースを描いた豆本(1800年頃)など、ヨーロッパの古典資料を選りすぐりました。
③ 印刷の東西 ~版木・活字と印刷史
『後撰集新抄』(1812年)の版木(日文科所蔵)や、活版印刷黎明期(15世紀後半頃)のインキュナブラ、印刷用に組まれた活字(情報学部所蔵)など、印刷の歴史を知ることができるコーナーです。
④ フランスの教育改革 ~『フランス近代国民教育制度の改革と発展』より
フランス革命後に行われた教育制度改革にちなんだ文献・史料コレクションの中から、現在1階で特別展示中の「リセ(後期中等教育機関)」に関する史料に加え、法律や学校カリキュラム一覧表を掲出します。
⑤ 日本文学の歴史 ~日本語日本文学科所蔵資料より
御伽草子『さざれ石』屏風(江戸初期)や『花咲爺絵巻』(江戸中期)など本展示を彩る史料から、『文正草子奈良絵本』(江戸初期)などの古典籍、さらに芥川龍之介の自筆未定稿まで、日文科所蔵の貴重資料を一斉展示します。
⑥ 近代文化の礎 ~『旧清明文庫』より
立正学園(現文教大学学園)に一部が寄託された「清明文庫」旧蔵書から、海舟の旧蔵書と思われる新井白石著『本朝宝貨通用事略』(江戸後期筆写)や枢密院顧問・外務大輔の吉田清成旧蔵書と思われるグロティウス著『戦争と平和の法』(1738年)などを展示します。