早稲田大学総合人文科学研究センター:第14回東アジア人文学フォーラム「ポストコロナ期における東アジア人文学―発展と展望―」(2022年12月10日(土)11日(日)、Zoom)※要申し込み

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.waseda.jp/flas/rilas/news/2022/11/21/9532/

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※申し込み等は上記サイトをご確認ください。


◆ 開 催 日:2022年12月10日(土)、11日(日)
◆ 会 場:Zoomオンライン開催
◆ 主 催:早稲田大学 総合人文科学研究センター
◆ 参 加 校:漢陽大學校・香港理工大學・南开大学・國立臺灣大學・清华大学・澳門大學・早稲田大学
◆ 参 加:要予約、参加費無料

◇日・中・韓の同時通訳あり◇
※英語の通訳はなし


〈プログラム〉

12月10日(土) 第1日目 Zoomオンライン開催
【Facilitator:山本聡美/YAMAMOTO, Satomi(早稲田大学文学学術院教授)】

9:30~10:00  【開幕式】
開会挨拶
高松寿夫/TAKAMATSU, Hisao(早稲田大学文学学術院長)
各大学紹介/各校挨拶

10:00~11:10  【基調講演】
Moderator:山本聡美/YAMAMOTO, Satomi(早稲田大学)

(1)夏莹/XIA, Ying(清华大学)
欲望政治经济学批判:当代资本逻辑研究(欲望の政治経済学的批判:現代資本主義ロジックに関する研究)

(2)李成市/LEE, Sungsi(早稲田大学)
新羅・渤海接境地域の交渉実態をめぐって:歴史地理研究におけるGISの活用

11:10~12:40  【第1セッション】
テーマ:『地域と歴史 Region and History』
Moderator:冉启斌/RAN, Qibin(南开大学)

(1)小二田章/KONITA, Akira(早稲田大学)
東アジア地方史誌比較研究の形成

(2)刘晓峰/LIU, Xiaofeng(清华大学)
古代东亚的赤山信仰(古代東アジアにおける赤山の信仰)

(3)盧慧紋/LU, Hui-Wen(國立臺灣大学)
懷素〈藏真律公帖〉的摹刻與北宋士大夫對關中地區史跡的保存及形象塑造
(歴史の復元と記憶の形象化:懐素「蔵真律公帖」の模刻と北宋士大夫の関中地域(現陝西省中部)における史跡保存活動)

(4)王笛/WANG, Di(澳門大學)
Public Sphere and Urban Management in China: A Historical Revisit(中国における公共圏と都市管理:ある歴史の再考)

13:40~15:30  【第2セッション】
テーマ:『思想と哲学 Thought and Philosophy』
Moderator:柳成浩/YOO, Sungho(漢陽大學校)

(1)李賢中/LEE, Hsien-Chung(國立臺灣大學)
中國哲學的人文精神與思維方法(中国哲学における人文主義と思考法)

(2)赵建成/ZHAO, Jiancheng(南开大学)
论李善《文选注》引书的文献来源问题:以其所引《论语》汉魏古注为例
(李善『文選註』引用文献の由来:漢魏時代の『論語』注釈を例として)

(3)河野貴美子/KONO, Kimiko(早稲田大学)
雑誌『禹貢』を通して考えるポストコロナ期の人文学

(4)MATHEWS, Peter D.(漢陽大學校)
Learning From Giorgio Agamben's Response to the COVID-19 Pandemic(ジョルジョ・アガンベンにおけるCOVID-19パンデミックへの対応に学ぶ)

(5)尹誠浩 / YOON, Seongho(漢陽大學校)
'잔인한 낙관주의'가 만들어내는 위기의 일상성: 프레카리아트를 중심으로
(「残酷な楽観主義」が生み出す危機の日常性:プレカリアートを中心として)

15:30~16:40  【第3セッション】
テーマ:『新たな世界の探求 Exploring New Worlds』
Moderator:朱秋而/JU, Chiou-Er(國立臺灣大學)

(1)TURNBULL, Margo(香港理工大學)
Leveraging 'Uncertainty' During a Global Health Crisis: An Analysis of the Strategic Deployment of Hedging in Government Press Conferences in Early 2020
(世界的健康危機における「不確実性」の活用:2020年初頭の政府記者会見におけるリスク回避の戦略的展開)

(2)吴霞/WU, Xia(清华大学)
新闻语篇中的转述引语(新聞言説における間接引用)

(3)MOODY, Andrew(澳門大學)
Language Policy and Planning in Macau: Effects and Complications Arising From the COVID-19 Pandemic
(マカオの言語政策と計画:COVID-19パンデミックの影響と課題)

12月11日(日)第2日目 Zoomオンライン開催
【Facilitator:小野正嗣/ONO, Masatsugu(早稲田大学文学学術院教授)】

9:30~11:20  【第4セッション】
テーマ:『移動する人、動く物、伝播する情報 Moving People, Moving Objects, Propagating Information』
Moderator:倪玉平/NI, Yuping(清华大学)

(1)吴若明/WU, Ruoming(南开大学)
萨克森的东亚陶瓷与麦森瓷器:瓜与洋葱的图像流动(ザクセン州の東アジア陶磁器とマイセン磁器:メロンとオニオンの流動的なイメージ)

(2)洪瑟君/HUNG, Se-Chun(國立臺灣大學)
金子光晴的兒童文學作品研究(金子光晴の児童文学に関する研究)

(3)FENG, William(香港理工大學)
Beyond Reporting: The Communicative Functions of Social Media News During the COVID-19 Pandemic
(報道を超えて:COVID-19パンデミックにおけるソーシャルメディア・ニュースの情報伝達機能)

(4)葛西周/KASAI, Amane(早稲田大学)
ポスト・ヒューマン時代の音楽体験におけるモビリティとライブ性

(5)李都欽/LEE, Do Heum(漢陽大學校)
Six Global Crises and Alternatives in the Post-COVID-19 Era: Beyond Agamben and Žižek
(ポストコロナ時代における6つのグローバル危機と選択肢:アガンベンとジジェクを越えて)

11:20~13:10  【 第5セッション】
テーマ:『データ科学としての言語・文学 Language and Literature as Data Science』
Moderator:LI, Ping(香港理工大學)

(1)李飞跃/LI, Feiyue(清华大学)
唐诗格律统计的验证与发现(唐詩格律に関する統計的な検証と発見)

(2)冉启斌/RAN, Qibin(南开大学)
内部差异与外部关联:中国民族语言592个语档的相似度计算
(内的差異と外的関連性:中国少数民族言語の592文書に関する類似度分析)

(3)楊雅儒/YANG, Ya-Ru(國立臺灣大學)
困居/歸返/出走/介入:論2020年臺灣出版的武漢封城書寫
(隔離/帰郷/逃亡/介入:2020年に台湾で出版された武漢ロックダウンを扱った作品に関する考察)

(4)CHERSONI, Emmanuele(香港理工大學)
Natural Language Processing for Medical Information Extraction From Social Media
(ソーシャルメディアからの医療情報抽出を目的とした自然言語処理について)

(5)LIU, Ming(香港理工大學)
Communicating the Safety and Efficacy of COVID-19 Vaccines in Hong Kong: A Corpus-Assisted Discourse Study
(香港におけるCOVID-19ワクチンの安全性と有効性の伝達:コーパスを用いた談話研究)

13:10~13:30  【閉幕式】
主催者挨拶
李成市/LEE, Sungsi(早稲田大学・元理事)
次回主催校挨拶
冉启斌/RAN, Qibin(南开大学)