西南学院大学博物館「印刷文化の黎明 ―インキュナブラからキリシタン版まで―」(2022年6月6日(月)~8月8日(月))

このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr

展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.seinan-gu.ac.jp/museum/special-exhibition/index.html#7
--------------------
※詳細は上記サイトをご確認ください。


会 場:西南学院大学博物館特別展示室

会 期:2022年6月6日(月)~8月8日(月)

入館料:無料

主 催:西南学院大学博物館

後 援:福岡市 福岡市教育委員会 福岡市文化芸術振興財団

協 力:文林堂 印刷博物館 西南学院大学図書館


15世紀中頃、ヨハネス・グーテンベルクが活版印刷術を完成させてから1500年までの間に印刷された書物を「インキュナブラ」(ラテン語で揺籃という意味)と呼びます。 インキュナブラは、挿絵や装飾が手作業で描き込まれることもあり、印刷本と写本の両方の性質を併せ持っていました。 活版印刷術は、印刷職人の移動に伴ってヨーロッパの諸都市に伝播し、さらに1590年には、イエズス会司祭の発案によって日本にもたらされることとなりました。 こうした印刷技術の伝播は、より廉価に、大量の書物を刊行することを可能とし、読者層の拡大をもたらしたのです。
本展覧会では、かつての面影を残しながらも変化していく書物のすがたを通し、現代まで続いてきた印刷文化の黎明期に迫ります。