吉丸雄哉『忍者とは何か 忍法・手裏剣・黒装束』(角川選書)

このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr

吉丸雄哉様よりいただきました。

Image (1).jpg
Image (2).jpg

本書の詳細はこちら。
https://www.kadokawa.co.jp/product/321704000016/


定価: 2,640円(本体2,400円+税)
発売日:2022年04月04日
判型:四六変形判
商品形態:単行本
ページ数:472
ISBN:9784047036239

忍者はいつから手裏剣を投げるようになったのか?
黒装束で忍者刀を携え人並みはずれた力をもつ。我々が「忍者」といって想像する姿は、歴史上に存在した実際の「忍び」とはかけはなれたものである。特殊な服装で特殊な武器を持っていては、自ら正体を明かしてしまう。それではなぜ現在のイメージになったのか? 中世軍記に描かれた姿や名将楠木正成、近世の石川五右衛門、飛加藤、装束や武具の誕生、忍術と妖術の関係、漫画や映画ほか、忍者の虚像を通史的に読み解く。
 
【目次】
第一部 軍記の中の忍び  
 第一章 『太平記』の忍び  
 第二章 忍びのさまざま  
第二部 近世忍者像の成立と変遷  
 第一章 石川五右衛門 ─ 豪胆な悪の魅力  
 第二章 飛加藤について ─ 忍者ができるまで  
 第三章 忍者のさまざま  
第三部 忍者の表象  
 第一章 忍者装束の発生と展開について  
 第二章 手裏剣と忍者  
第四部 忍者像の深化  
 第一章 忍術と妖術  
 第二章 猿飛佐助と真田十勇士  
 第三章 変わりゆく忍者像