東京大学駒場博物館「美術展を本の世界で3ー駒場博物館カタログ資料室 2019/2020年度 新収蔵分の紹介ー」(2022年4月11日(月)~6月24日(金))

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展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
http://museum.c.u-tokyo.ac.jp/2022.html#Catalogues2022
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※詳細は上記サイトをご確認ください。


東京大学駒場博物館では、2007年6月のカタログ資料室開室以来、全国の様々なミュージアムで開催される展覧会のカタログを中心に関連書籍を収集してきました。特に展覧会カタログについては、ご寄贈いただいたものに加えて本学大学院生の希望を取り入れた収集活動を行っています。蔵書数は18,000冊を超え、毎年約200冊の展覧会カタログが増え続けています。
2018年度からは蔵書を広く知っていただくために「美術展を本の世界で」と題し、新たに収蔵されたカタログを紹介する展覧会を企画することになりました。2018年(2017年度分の紹介)、2019年(2018年度分の紹介)と開催しましたが、コロナ禍により開催を2年ものあいだ見合わせることとなり、本年度になってようやく3回目の開催となりました。
この「美術展を本の世界で 3」では、2019年度と2020年度の2か年分の展覧会カタログを紹介すると共に、本学大学院生による展覧会カタログ評(対象:2019/2020年度分)と、今橋映子教授(比較文学比較芸術)による授業「比較芸術入門――展覧会カタログをめぐる実践的演習」に参加した本学学部生による展覧会カタログ評(対象:当館所蔵分)を公開いたします。
本展にて展示されている展覧会カタログは、全て手に取ってご覧いただけます。また、少ない数ではございますが、閲覧用の机や椅子、照明もご用意いたしました。実は当館はもともと1935年に本学農学部と敷地交換をして駒場に移転した旧制第一高等学校の図書館として建てられたものであり、現在の展示室は1960年代まで本学教養学部図書閲覧室として利用されていたところでもあります。
かつての学生たちに思いをはせつつ、最近開催された全国の展覧会カタログを手に取ってご覧いただき、ご堪能いただけましたら幸いです。


会場
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館 1階展示室 南側

会期
2022年4月11日(月)~6月24日(金)

開館時間
10:00-17:00 (入館は16:30まで)

休館日
毎週土・日・祝日

入場料無料

主催
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館