遠山記念館:源頼朝の時代「平治物語と源平合戦」展(2022年4月2日(土)〜5月29日(日))

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展覧会情報です。

●公式サイトはこちらhttps://www.e-kinenkan.com/next/index.html
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※詳細は上記サイトをご確認ください。


平安時代末期、源氏と平氏の武士団は京都宮廷の権力闘争の代理人となり、天下の趨勢を決する存在となります。一度 は平氏に敗れた源氏でしたが、流罪となっていた源頼朝が兵をおこし、平氏を破って武家政権を樹立するにいたりま す。この間の源氏と平氏の争いは、『平治物語』『平家物語』などとして語り継がれ、文学のみならず美術の主題とし ても盛んに取り上げられました。本展では遠山記念館所蔵の重要文化財として知られる源頼朝「消息」に加え、土佐派の扇面絵の優れた作例である「源平武者絵」の36面すべてを公開します。さらに今回は、新出の狩野養長「平治物語絵 一巻(模本)」3巻を初公開いたします。この摸本は行方不明の「待賢門合戦巻」、バラバラに切断されてしまった「六 波羅合戦巻」を再現した、極めて上質な作品です。また特別に「六波羅合戦巻」原本の断簡(個人蔵)を展示しますの で、摸本と表現を見比べていただけます。


開館時間:午前10:00~午後4:30(入館は4:00まで)
休館日:月曜日、4月12日、5月10日
入館料:大人800円(団体20名様以上640円)、学生600円(団体20名様以上480円)
後援:NHKさいたま放送局