パラミタミュージアム:光ミュージアム所蔵 美を競う 肉筆浮世絵の世界展(2021年10月2日(土)~11月14日(日))【記念講演会「肉筆浮世絵にみる美人画の魅力」 鈴木浩平 氏(美術史家、本展監修者)10月17日(日)午後2時~午後3時30分】

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展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.paramitamuseum.com/plan/exhibition.html
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北斎、広重、国芳、英泉ら 浮世絵師直筆の一点ものが111点

江戸時代の人々に愛された浮世絵は、日本独自の芸術として開花し発展しました。なかでも桃山末期の近世初期風俗画の流れをくむ肉筆浮世絵は、大量に制作された多色摺木版画の錦絵とは異なり、絹地や和紙に直筆で表現されたもので、豪華な着物の文様、結髪の毛筋の精緻な描写など、絵師の技量が発揮された貴重な一点ものです。

今回は岐阜県高山市の光ミュージアムが所蔵する肉筆画コレクションのなかから111点を厳選し、宮川長春、勝川春章、歌川豊国、葛飾北斎、歌川広重、溪斎英泉、歌川国芳、月岡芳年など各時代を代表する絵師に加え、上方で活躍した月岡雪鼎や祇園井特など、多彩な絵師の作品を通して、江戸初期から明治期にかけて約240年にわたる肉筆浮世絵の歴史的展開を、体系的にご紹介いたします。

この機会に、肉筆浮世絵ならではの華麗な美の競演をお楽しみ下さい。


主催 公益財団法人岡田文化財団パラミタミュージアム
後援 中日新聞社、朝日新聞社、読売新聞社、NHK津放送局、三重テレビ放送
特別協力 光ミュージアム
監修 鈴木浩平(美術史家)、故・永田生慈(美術史家・北斎研究家)
企画協力 アートシステム


記念講演会
10月17日(日)午後2時~午後3時30分
演題「肉筆浮世絵にみる美人画の魅力」
講師:鈴木浩平氏(美術史家、本展監修者)
◆参加料:無料(入館料のみで聴講していただけます)
◆先着50名(当日受付)