図書新聞「2021年上半期読書アンケート」(第3505号)にて、染谷智幸、金文京、小峯和明、ハルオ・シラネ編「東アジア文化講座」(全4巻、文学通信)が紹介されました(選・山本貴光氏)

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図書新聞「2021年上半期読書アンケート」にて、染谷智幸、金文京、小峯和明、ハルオ・シラネ編「東アジア文化講座」(全4巻、文学通信)が紹介されました(選・山本貴光氏)。

図書新聞
http://www.toshoshimbun.com/books_newspaper/index.php

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本シリーズの詳細はこちら。

●2021年3月刊行

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前近代の東アジアの交流を学び、今に活かす!
東アジアの文化と文学の交流を学ぶシリーズ

文学通信文学通信文学通信文学通信

★シリーズ特長★
○各巻のテーマは
1巻「往還・海域・島嶼・交易・聖地」
2巻「漢字文化圏の文字、読み方、翻訳、書き方、交流」
3巻「文学圏と学芸、宗教、文学、侵略、歴史」
4巻「地理、気候、文化、詩歌、風俗、文化、食、年中行事、芸能」
○東アジアをトータルに見わたすことが出来る初めての講座!
○各界の識者155名による最新の研究成果でわかりやすく紹介!
○これからのアジアの世界を生きる、学生、社会人など全ての人に基礎知識を提供!

★シリーズ説明★
中国からひろまった漢字漢文にもとづく思想や文化は、日本だけでなく、各地域でどのように展開し、継承と反発をくり返し、独自のものに再創造されたのか。
中国、朝鮮半島、日本、琉球、ベトナムなど、これらの交流圏にあった十九世紀以前の前近代の東アジアを俯瞰し、論じていく。
東アジアと日本、世界を接続して考え、問い直していくシリーズ、東アジア文化講座。
これからの東アジアを生き抜くヒントがここにある。

2021年3月、文学通信では、東アジア文化講座(全4巻。染谷智幸、金文京、小峯和明、ハルオ・シラネ編)を一挙刊行いたします。このページはその紹介をする特設サイトです(随時更新予定。近日中に編者によるエッセイを公開します!)。

★価格・仕様★

各巻2,800円(税別)。A5・並製・平均450ページ。

各巻序文 ..............................

第1巻・染谷智幸「序 はじめに交流ありき 東アジアの文学と異文化交流」公開
第2巻・金文京「序 東アジアの漢字・漢文文化圏」公開
第3巻・小峯和明「序 東アジアの文学圏」公開
第4巻・ハルオ・シラネ「序 環境と二次的自然」公開

刊行記念エッセイ ..............................

染谷智幸「交流の醍醐味は亜周辺にあり」
金文京「日本の漢字を考える」
小峯和明「東アジアという想像の翼に」
ハルオ・シラネ「死生観と自然観」

各巻索引(クリックするとPDFがひらきます)..........................

第1巻・索引
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第2巻・索引
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第3巻・索引
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第4巻・索引
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紹介パンフレット(付・注文書) ..............................

A4(4ページ)PDF[7.3M]

書店用発注書 ..............................

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全巻構成 ....................................

●第1巻
文学通信
染谷智幸編『はじめに交流ありき 東アジアの文学と異文化交流』東アジア文化講座1(文学通信)
ISBN978-4-909658-44-9 C0320
A5判・並製・カバー装・448頁
定価:本体2,800円(税別)

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●第2巻
文学通信
金文京編『漢字を使った文化はどう広がっていたのか 東アジアの漢字漢文文化圏』東アジア文化講座2(文学通信)
ISBN978-4-909658-45-6 C0320
A5判・並製・カバー装・452頁
定価:本体2,800円(税別)

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●第3巻
文学通信
小峯和明編『東アジアに共有される文学世界 東アジアの文学圏』東アジア文化講座3(文学通信)
ISBN978-4-909658-46-3 C0320
A5判・並製・カバー装・460頁
定価:本体2,800円(税別)

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●第4巻
文学通信
ハルオ・シラネ編『東アジアの自然観 東アジアの環境と風俗』東アジア文化講座4(文学通信)
ISBN978-4-909658-47-0 C0320
A5判・並製・カバー装・432頁
定価:本体2,800円(税別)

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編者 ..............................

染谷智幸(そめや・ともゆき)

茨城キリスト教大学教授。『西鶴小説論―対照的構造と〈東アジア〉への視界』(翰林書房)、『冒険 淫風 怪異 東アジア古典小説の世界』(笠間書院)、『男色を描く 西鶴のBLコミカライズとアジアの〈性〉』(編著、勉誠出版)、『気楽に江戸奇談!RE: STORY井原西鶴』(編著、笠間書院)、『日本永代蔵 全訳注』(編著、講談社学術文庫)、『全訳 男色大鑑〈武士編〉』『同〈歌舞伎若衆編〉』(編著、文学通信)など。

金 文京(きん・ぶんきょう)

京都大学名誉教授。『三国志演義の世界』(東方書店)、『教養のための中国語』(大修館書店)、『漢文と東アジア 訓読の文化圏』(岩波新書)、『李白 漂泊の詩人 その夢と現実』(岩波書店)、『水戸黄門「漫遊」考』(講談社学術文庫)、『中国の歴史4 三国志の世界 後漢 三国時代』(講談社学術文庫)など。

小峯和明(こみね・かずあき)

立教大学名誉教授、中国人民大学高端外国専家。『説話の森』(岩波現代文庫)、『説話の声』(新曜社)、『説話の言説』(森話社)、『今昔物語集の世界』(岩波ジュニア新書)、『野馬台詩の謎』(岩波書店)、『中世日本の予言書』(岩波新書)、『今昔物語集の形成と構造』『院政期文学論』『中世法会文芸論』(笠間書院)、『東洋文庫809 新羅殊異伝』(共編訳)、『東洋文庫875 海東高僧伝』(共編訳)、『予言文学の語る中世 聖徳太子未来記と野馬台詩』(吉川弘文館)、『遣唐使と外交神話 『吉備大臣入唐絵巻』を読む』(集英社新書)など。

ハルオ・シラネ

コロンビア大学教授。『創造された古典 カノン形成・国民国家・日本文学』(新曜社)、『芭蕉の風景 文化の記憶』(角川書店)、『夢の浮橋 『源氏物語』の詩学』(中央公論社)、『四季の創造 日本文化と自然観の系譜』(角川選書)、『越境する日本文学研究 カノン形成・ジェンダー・メディア』(編著、勉誠出版)、『世界へひらく和歌 言語・共同体・ジェンダー』(編著、勉誠出版)、『環境という視座』(編著、勉誠出版)、『日本文学からの批評理論 アンチエディプス・物語社会・ジャンル横断』(編著、笠間書院)など。