京都大学大学院文学研究科:東アジア「間文化」第4回研究会(2021年1月15日(金)14:00~16:10、Zoom)※要申し込み

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.bun.kyoto-u.ac.jp/events/20210115/
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※申し込みは上記サイトをご確認ください。


日時:1月15日(金) 14:00~16:10

14:00~14:05 挨拶:田中 和子(文学研究科地理学専修)

14:05~15:35 講演:池田 忍(千葉大学大学院人文科学研究院)
題目:アイヌ民族の物質文化と和人によるアイヌ表象--その交渉の歴史から

アイヌ民族やその物質文化が、アイヌ民族と和人の交渉の過程において、どのように表象されたのかを、歴史的にたどるとともに、欧州(主としてフィリップ・フランツ・フォンシーボルト)の収集品などにも触れる。
  
(休憩)

15:40~16:10 質疑応答

※参加無料、途中参加・退出可
※今回の参加は、次回以降の参加を必須とするものではありません。
※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、Zoomを用いてオンラインで開催します。


復旦大学文史研究院と京都大学文学研究科と香港城市大学は、2013年より継続してきた博士課程の院生たちによる合同ワークショップで培った協力関係をもとに、2018年から文物共同調査を開始し、その最初の調査対象が京都大学所蔵の「苗図」5種でした。
「辺境・周縁/異国・異界の表象」というテーマにかかわる調査・研究をさらに発展させるべく、今回はアイヌ民族を対象に、彼らの文化についての紹介のみならず、それが和人によってどう表象されたのか、描かれたのかについて、その交渉の歴史という観点からお話頂きます。また話題は欧州における収集品などにも及びますので、少しでも興味を持たれた方は、是非ご参加ください。
なお本研究会は、京都大学大学院文学研究科附属文化遺産学・人文知連携センター2020年度「人文知連携共同研究会」研究助成をうけて開催されるものです。

研究会幹事:池田恭哉(中国哲学史専修)、成田健太郎(中国語学中国文学専修)