佐賀県立 名護屋城博物館:テーマ展「創られる肖像 ー豊臣秀吉のイメージー」(2020年12月11日(金)~ 2021年1月31日(日))

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展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
https://saga-museum.jp/nagoya/exhibition/limited/2020/12/003492.html

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 「猿」、「人たらし」、「賢い」。現代の私たちが持つ豊臣秀吉のイメージには、多様なものがあります。織田信長の亡き後、全国を統一し天下人となった秀吉については、数多くの逸話が語り継がれ、後世の人々が抱いた様々なイメージはそこから生まれたと考えられます。
 没後間もない時期には秀吉は神として祀られており、礼拝用としての肖像画が制作されました。また、江戸時代以降には、秀吉にまつわる様々な逸話を記した物語の挿絵などでも数多くの「秀吉」が描かれました。生前の秀吉を知らない後世の人々は、この様な「秀吉」の姿からも、さらなるイメージを形作っていったことでしょう。
 今回の展覧会では、名護屋城博物館所蔵の豊臣秀吉に関する様々な資料から生前の秀吉を垣間見るとともに、礼拝に用いられた多種多様な「豊臣秀吉画像」や江戸時代に一世を風靡した「絵本太閤記」などから、死後に創り上げられた秀吉のイメージとその変遷に迫ります。


会期
 令和2年12月11日(金曜日)~令和3年1月31日(日曜日)〔52日間〕
  ※月曜休館(ただし1月11日(月曜日・祝日)は開館し、翌日が休館)
  ※年末は12月29日から休館、1月1日より開館

会場
 佐賀県立名護屋城博物館 企画展示室

展示構成
(1)生前の秀吉 (2)神になった秀吉 (3)語られた秀吉

出品点数
 約35点

観覧料
 無料

主催
 佐賀県立名護屋城博物館