日本出版学会:雑誌研究部会「海外提携誌の過去・現在・未来―女性ファッション誌における考察」(2019年11月14日(木)、日本大学法学部 三崎町キャンパス 10号館3階 1031講堂)※要申し込み

このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr

研究会情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.shuppan.jp/yotei/1131-20191114.html

--------------------

※申し込みは上記公式サイトをご確認ください。


「海外提携誌の過去・現在・未来――女性ファッション誌における考察」


日 時: 2019年11月14日(木) 18時30分~20時30分
報 告: 富川淳子 (跡見学園女子大学文学部現代文化表現学科)
場 所: 日本大学法学部三崎町キャンパス 10号館3階 1031講堂
参加費: 無料
申込先:
 準備の都合上、学会員か非会員かをご明記の上、お申し込みください。
 満席の場合のみご連絡いたします。

主 催: 雑誌研究部会(担当理事:玉川博章)


【報告要旨】
 1970年創刊『ELLEanan』(平凡出版・現マガジンハウス)から始まる日本の女性誌と海外雑誌との提携。それから約50年、発行部数を公表している海外提携のファッション誌は現在『ELLE JAPON』や『VOUGE JAPAN』など4冊にすぎないが、その歴史を振り返ってみると、本社の合併や契約形態の見直し、日本での版元変更など安泰だったとは言いがたい。
 当初は欧米の雑誌の写真やデザインセンスを学ぶという目的もあった海外提携だったが、日本独自の雑誌文化が発達、さらに雑誌不況が続く今、果たして欧米の雑誌と提携するメリットは現在もあるのか。1997年以降、右肩下がりの販売部数、雑誌広告も5年連続で減少という日本の雑誌業界をふまえ、海外提携誌の過去、現在を考察し、今後を展望したい。