アジア圏文化資源研究開拓プロジェクト 国際ワークショップ 東アジア木版文化研究とデジタル・ヒューマニティーズの可能性(2018年2月28日(水)3月1日(木)、立命館大学アート・リサーチセンター、予約不要/参加費無料)

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/app/news/pc/002216.html

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2018年
2月28日(水) 10:00~17:30
3月1日(木) 10:00~12:00(両日とも9:30開場)
立命館大学アート・リサーチセンター 多目的ルーム
予約不要/参加費無料

【アジア圏文化資源研究開拓プロジェクト(日本文化デジタルヒューマニティーズ研究拠点形成支援プログラム)では、立命館大学アート・リサーチセンター(ARC)で培われてきた日本文化デジタルアーカイブの手法や技術を、アジア圏の様々な文化・芸術研究に応用することで、新たな地平を拓くことを目的の1つとしています。
 その一環として、今回は「東アジアの木版文化」をテーマとし、日本・中国・韓国・ベトナムから4名の先生方をお招きし、当該プロジェクトメンバーからも研究成果を報告する国際ワークショップを開催することになりました。各国の研究状況についてご報告いただくとともに、各国間でどのような研究交流が可能か、いかにその基盤を構築するか、現在および今後の研究においてデジタル・ヒューマニティーズ手法がどのように作用するかを議論することにより、研究交流のレベルを進歩させる機会となればと考えております。みなさまのご参加をお待ち申し上げております。】

2018年2月28日(水)

10:05-11:05 session1
立命館大学ARCにおける東アジア文化資源研究とデジタルアーカイブ活動

西林孝浩(立命館大学教授)
「アジア圏文化資源研究開拓プロジェクトの概要」

金子貴昭(立命館大学准教授)
「立命館大学ARCのデジタルアーカイブ活動」

11:05-11:50 session2
講演
永井一彰(奈良大学名誉教授)
「板木デジタル化の功罪」

11:50-13:15 昼休憩

13:15-17:30 session3
東アジア各国における木版文化研究

韓禅学(韓国古版画博物館館長、韓国古版画学会会長)※1
「東アジア古版画の収集と博物館の設立」

グエン トゥアン クオン(ベトナム社会科学翰林院漢喃研究院院長)※2
「ベトナムにおける仏書の板木―マイナーな資料群の保存提唱」

休憩(15分)

金子貴昭(立命館大学准教授)
「日本の板木研究の現状とデジタルアーカイブの活用」

李増先(立命館大学専門研究員)
「東アジアとヨーロッパをつなぐ和刻本漢籍」

休憩(15分)

翁連渓(故宮博物院研究員)※2
「故宮博物院所蔵板木の現状と中国国内現存板木の調査」

2018年3月1日(木)

10:00-12:00 Discussion
研究交流の可能性とその基盤構築について
東アジア木版研究におけるデジタル・ヒューマニティーズの可能性について

※1は韓国語、※2は中国語による発表 (両日とも、日本語・中国語・韓国語の同時通訳あり