世界仏教文化研究センター:シンポジウム「法然・法然門流研究の課題と提言」(2026年10月24日(土)13:30〜16:30、龍谷大学大宮学舎西黌2階大会議室+Zoom)※Zoom参加は要申し込み
研究会情報です。
●公式サイトはこちら
https://rcwbc.ryukoku.ac.jp/events/events-2025/
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※詳細は上記サイトをご確認ください。
【開催日時】
10月24日(土)13:30~16:30
【会場】
龍谷大学大宮学舎西黌2階大会議室(Zoom配信によるハイブリッド開催)
※オンライン参加ご希望の方は、10月23日(金)16:00までにお申し込みください。
【研究発表】
中村玲太(真宗大谷派教学研究所研究員)
「法然門流の分類をめぐる諸問題――特に西山義の視点から」
西村慶哉(龍谷大学世界仏教文化研究センター博士研究員)
「真宗学における法然門流研究の再定位」
前島信也(国際仏教学大学院大学日本古写経研究所特別研究員)
「揺らぐ本文と「正しさ」――書誌学・文献学的アプローチ」
森新之介(早稲田大学高等研究所招聘研究員)
「門流研究と宗派史観」
【コーディネーター兼コメンテーター】
高田文英(本学文学部教授)
【コメンテーター】
岩田文昭(大阪教育大学名誉教授)
【開催趣旨】
法然やその流れを汲む門流について、多くの研究蓄積がなされている。法然やその弟子を開祖とする浄土系諸宗派は、宗派ごとにいわば学会をもち、法然・法然門流に関する研究発表も盛んである。しかし、法然・法然門流の研究に限らず、日本浄土教の研究は、横のつながり、宗派横断的な研究機会に乏しいのが実情であろう。こうした法然・法然門流研究が、 宗門内のみに寄与する学問、いわゆる「閉鎖的な宗学」であり、他の研究にも接続し、学問の知見を広げる研究として成立しているのか、という疑問や批判はつとにある。また、宗派に属する研究者が多く、在家研究者が圧倒的少数という偏った状態である。
法然・法然門流研究は、近現代の各宗派の価値づけによってその研究状況が影響され、一定の宗派にのみ寄与する学問が指向されてきた側面は確かにある。しかし、ある宗派に留まらない研究も進められている。例えば、法然や法然門流が遺した典籍や伝記類が数多く存在し、こうした典籍を幅広く検討することで、日本社会の構造や心性を知る手がかりを提供し得ることが示されている(法然・法然門流の「宿善」理解から見る日本中世の過去世認識の研究など)。また、法然・法然門流は、門流間の相互交流、あるいは浄土教以外の諸宗派との交流もあり、法然・法然門流の研究を通して、日本における諸宗派間の相互影響についての視座を拡張できよう。
法然等によって遺された典籍は、古写本、古典籍研究の視座も必須である。これは現代の法然・法然門流研究の前提とすべき視座であり、研究が進められているが、翻ってそうした法然・法然門流研究が他の古写本、古典籍研究に寄与することも可能である。
現在においても、閉鎖的な学問状況が抜本的に改善されているとは言い難いが、ただ法然・法然門流研究の交流は着実に進んでおり、宗派内に留まらない広い視野をもって公開された上記のような研究がある。本学の真宗学をはじめとする宗派的関心からの研究も、広く開かれた法然門流研究のなかでそのあり方が問い直されてこそ、新たな意義が見いだされよう。こうした多様な立場の交差する法然・法然門流研究の現在地を示しながら、本研究の課題と可能性を検討することが本シンポジウムの目的である。
【主催】
龍谷大学世界仏教文化研究センター 基礎研究部門親鸞浄土教総合研究班 真宗善本典籍研究プロジェクト























































































