日本学術振興会カイロ研究連絡センター 2026年度第9回懇話会・杉山和也 氏「南方熊楠 ―エジプトを通して西洋中心主義の相対化を試みた人―(2026 年9月26日(土)13:00~14:30(日本時間 19:00~20:30)[ハイブリッド方式]申し込みは9/24(木)まで)

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://jspscairo.com/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e5%ad%a6%e8%a1%93%e6%8c%af%e8%88%88%e4%bc%9a%e3%82%ab%e3%82%a4%e3%83%ad%e7%a0%94%e7%a9%b6%e9%80%a3%e7%b5%a1%e3%82%bb%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%bc-2026%e5%b9%b4%e5%ba%a6%e7%ac%ac9/
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※詳細は上記サイトをご確認ください。

今回は、説話と国文学研究史をご専門とされている杉山和也氏をお迎えし、エジプトにも強い関心を抱いていたとされる近代日本の「知の巨人」、南方熊楠がエジプトをいかに捉え、見つめていたのかについてご講演いただきます。

本懇話会は、対面とオンライン配信(Zoom)のハイブリッド方式で開催いたします。多くの皆様のご参加をお待ちしております。ご参加の手続きは、以下のリンク先のGoogleフォームにてお願いいたします。

◆日時:2026 年9月26日(土)13:00~14:30(日本時間 19:00~20:30)[ハイブリッド方式]

◆会場:日本学術振興会カイロ研究連絡センター(オンライン同時配信)
9, Al-Kamel Muhammad St, Flat No4, Zamalek, Cairo, Egypt
Tel +20-2-2736-3752
◆講師:杉山和也 氏(順天堂大学スポーツ健康科学部 准教授)

◆講演題目:「南方熊楠 ―エジプトを通して西洋中心主義の相対化を試みた人―」

◆要旨(講師記):
南方熊楠(みなかた・くまぐす、1867-1941)は、19世紀から20世紀にかけて、人文科学と自然科学の領域で活躍したアマチュアの学者であり、日本に於ける自然保護運動の先駆者としても知られています。彼は、19歳からの約14年間、米国、英国に渡って、植物採集に勤しみ、また、文献を渉猟するなど、彼自身の興味関心のおもむくままに知的探求を行いました。その経験を通して、英国と日本で数多くの研究を発表しました。日本への帰国後は、伐採され行く森林の保護の重要性を社会に強く訴えますが、その活動の原動力となった彼の独特な自然観や思想は、近年、日本で注目を集めています。
彼の活動は、多岐にわたりますが、人文科学研究については、西洋中心主義や西洋文明の優位性に対して、強く疑問を投げ掛けたところに一つの特徴が認められます。つまり、世界の民俗や説話を博捜して比較対照し、類例を示すことで、西洋を相対化しようとしていました。その上で、重視していたのが、日本や中国といった東洋の文化と、他でもなく、エジプトを始めとする中東の文化なのでした。
本講演では、南方の生涯にわたるエジプトへの深い関心と、その思索の軌跡を辿ります。遠く離れた日本の学者が、エジプトの歴史と文化に何を見出し、世界をいかに捉え直そうとしたのか。没後85年を経た現代に於いて、なお、最先端にある南方熊楠のエジプトに対する眼差しのあり方を再評価します。

◆講師プロフィール:

順天堂大学スポーツ健康科学部・准教授。専門は、説話と国文学研究史研究。単著に『南方熊楠と説話学』(平凡社、2017)。共著に『熊楠と猫』(共和国、2018)、『野村太一郎の狂言入門』(勉誠社、2023)。2024年には、狂言師・野村太一郎とともに、カイロで狂言のワークショップを開催。2026年春には、和歌山県田辺市・南方熊楠顕彰館にて展示「エジプト・ミイラ・南方熊楠」を企画、開催した。

◎講演会終了後、対面参加者向けに懇親会(参加費無料)を予定しています。(差し入れ歓迎)
◎参加方法:講演は無料となっております。
参加希望者は、申込内容をGoogleフォームにご記入の上、9/24(木)までに送信ください。
オンライン参加希望者には、ZoomのURL、ID、パスワードをこちらより後日ご連絡いたします。
https://forms.gle/jjYUKbi1Dmpsp3zU8