サントミューゼ(上田市立美術館)「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」(2025年9月12日(金)~11月16日(日))

展覧会情報です。
●公式サイトはこちら
https://www.santomyuze.com/museumevent/kawasehasui_2025/
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※詳細は上記サイトをご確認ください。
会場
サントミューゼ 上田市立美術館 企画展示室
観覧料
一般 当日券1,300円 前売券1,100円
大正から昭和にかけて活躍した木版画家・川瀬巴水(1883-1957〔明治16-昭和32〕年)。近代化の波が押し寄せ、街や風景がめまぐるしく変貌していく時代に、巴水は日本の原風景を求めて全国を旅し、庶民の生活が息づく四季折々の風景を描きました。巴水とともに木版画制作の道を歩んだのが、新時代の木版画「新版画」を推進した版元の渡邊庄三郎(現・渡邊木版美術画舗初代)や彫師、摺師といった職人たちです。四者は一体となって協業し、伝統技術を継承しながらもより高度な技術の活用を求めました。そして新たな色彩や表現に挑み続け、「新版画」を牽引する存在として人気を博します。
本展では、季節や天候、時の移ろいを豊かに表現し「旅情詩人」とも呼ばれた川瀬巴水の画家としての生涯を、初期から晩年までの代表的な作品とともに紹介します。まとめて観る機会の少ない連作(シリーズ)も含め約180点を展示し、叙情的な巴水の世界へと誘います。
主催 川瀬巴水展実行委員会(上田市・上田市教育委員会・信濃毎日新聞社・NBS長野放送)
特別協力 渡邊木版美術画舗
資料提供 大田区立郷土博物館
企画協力 ステップ・イースト