宮崎智之、山本莉会『文豪と犬と猫 偏愛で読み解く日本文学』(合同会社アプレミディ)

合同会社アプレミディさまよりいただきました。
公式サイトはこちら。
https://apresmidi-publishing.com/books/bungo_to_inu_to_neko/
価格(税込):1600円
発行日:2025年6月30日
四六判・並製・160頁
ISBN:978-4-910525-05-1
【内容】
こんな読み方があったのか!
文豪と作品の、意外な姿が見えてくる。
犬派と猫派、気鋭の文筆家ふたりが往復書簡で語り合う
ニャンともワンダフルな文学世界、ここに誕生。
犬好き文芸評論家・エッセイスト宮崎智之(『平熱のまま、この世界に熱狂したい』)と、猫好き日本文学マニアの文筆家・山本莉会による、文豪×犬・猫トークが炸裂!
犬も猫も日本文学ももっと大好きになるエッセイ風の往復書簡です。
【目次】
■はじめに
1、 夏目漱石+犬
「猫」ではない大文豪の真実
2、 内田百閒+猫
ノラ帰らず、涙目の日々
3、 志賀直哉+犬
「駄犬」呼ばわりしていたのに
4、 谷崎潤一郎+猫
私は思い通りに使われたい
5、 川端康成+犬
涙をぽろぽろ流して泣く犬もいた
6、 森茉莉+猫
コカ・コーラの瓶の目から見た人間界
7、 幸田文+犬
動物のからだで一番かわいいところ
8、室生犀星+猫
人はいかにして猫に目覚めるか
9、 坂口安吾+犬
「堕落論」と犬
10、三島由紀夫+猫
天才が愛した美の獣
11、遠藤周作+犬
「合わない洋服」を着こなすために
12、二葉亭四迷+猫
人畜の差別を撥無して
■おわりに