東京大学ヒューマニティーズセンター(HMC):第134回オープンセミナー「西洋における本の歴史 中身と形態」(2025年5月22日(木)17:30〜19:30、Zoom)※要申し込み

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://hmc.u-tokyo.ac.jp/ja/open-seminar/2025/134-history-of-book/

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※詳細は上記サイトをご確認ください。


日時: 2025年5月22日(木)17:30 - 19:30
開催形式:Zoomオンライン開催(要事前登録)
登録先:https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/meeting/register/KF-wAxTZTl-wF4IBuFw0-A
報告者:
フランチェスカ・ガッローリ(ラウレンツィアーナ図書館館長)
エウジェニア・アントヌッチ(ラウレンツィアーナ図書館主任司書)
司会:ロレンツォ・アマート(東京大学)
通訳:渡辺元裕(人文社会系研究科博士課程)
言語:イタリア語/日本語(通訳付き)
主催:東京大学ヒューマニティーズセンター


2025年3月14日にフィレンツェのラウレンツィアーナ図書館よりオンライン中継された講演会に引き続き、フランチェスカ・ガッローリ(メディチ・ラウレンツィアーナ図書館館長)とエウジェニア・アントヌッチ(同図書館主任司書)の両者をお招きし、文化的で物質的な「もの」としての西洋の書籍の歴史を掘り下げます。本の歴史において、以下の二点が重要となります。まず、粘土板やオストラカ(陶片)から巻子本や装飾写本に至るまでの、文字で書かれた内側と、本の外側の進化です。次に手稿本の筆写と製本における、スクリプトリウム(写字室)と写字生の決定的な役割です。
2名の発表スライドには、ラウレンツィアーナ図書館コレクションから選りすぐりの本の画像が並びます。余り人目には触れないこれらの本から、西洋における文字文化の発展を理解するために不可欠な図書遺産を知ることになるでしょう。


プログラム
第一部「西洋における本の形態」
 報告者:エウジェニア・アントヌッチ
第二部「スクリプトリウム(写字室)と写本製法」
 報告者:フランチェスカ・ガッローリ