成蹊⼤学:天祖神社×文学部日本文学科のコラボプロジェクト 吉凶のないおみくじ「天祖神社歌占」 新しい歌占の奉納祭(2024年12月27日(金)14時00分~14時40分、天祖神社 神楽殿(板橋区南常盤台))
Tweet「歌占奉納祭」の情報です。
●公式サイトはこちら
https://www.seikei.ac.jp/gakuen/news/upload/20241219_pressrelease_tensozinzya.pdf
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※詳細は上記サイトをご確認ください。
天祖神社×文学部日本文学科のコラボプロジェクト
吉凶のないおみくじ「天祖神社歌占」 新しい歌占の奉納祭
【取材案内】日時:2024 年 12 月 27 日(金)14:00〜 場所:天祖神社 神楽殿
成蹊⼤学(東京都武蔵野市、学⻑:森雄一)文学部日本文学科 平野多恵教授と天祖神社(東京都板橋区南常盤台、宮司:小林美香)は、2015 年 1 月より共同で同神社のオリジナル和歌みくじ「天祖神社歌占」を制作するプロジェクトを進めています。これまでに 22 の神様の歌占を制作してきましたが、この度、新たな神様の歌占が加わることになりました。12 月 27 日(金)に、新しい歌占を神様に奉納する「歌占奉納祭」を天祖神社で執り行います。
なお、2025 年 1 月 1 日から天祖神社歌占は常盤の杜の香り付きとなります。2025 年 1 月 3 日(金)、12日(日)11 時〜17 時に成蹊⼤学⼤学院の学生が神社境内で歌占の奉仕を予定しています。なお、12 日には 14 時から神社境内でどんと焼きの神事がおこなわれ、成蹊⼤学のマスコットキャラクター・ピーチくんも登場予定です。
【天祖神社歌占とは】
「天祖神社歌占」は、天祖神社の神々とご縁を結べる同神社オリジナルの和歌みくじです。天祖神社宮司で思想史の研究者でもある小林美香氏と平野多恵教授(成蹊⼤学文学部日本文学科)が共同研究を行ったことが契機となり、このおみくじに関わる活動には、成蹊⼤学文学部日本文学科の教員(プロジェクト代表者:平野多恵教授)と学生・⼤学院生が協力しています。現在までに 22 の歌占が制作され、多くの参拝者に親しまれています。この歌占には江⼾時代につくられた「天岩⼾開」絵⾺(天祖神社蔵、板橋区登録文化財)に描かれた神々や狛狼像(御嶽神社蔵、板橋区登録文化財)のおみくじも含まれており、日本古来の信仰に基づく地域の文化財を現代的に活用す
る取り組みです。室町時代〜江⼾時代に行われていた作法通り、呪歌を唱え、弓の弦に結びつけられた和歌の短冊を選ぶユニークさも相まって、多くのメディアでも取り上げられています。
【吉凶がない和歌のおみくじ「歌占」について】
「歌占」とは神様のお告げを和歌で示すおみくじです。むかしから日本では神様は和歌でお告げを示すと考えられてきました。古くは巫女などの巫者が和歌を解釈していましたが、時代が経過していく中で、あらかじめ和歌を解釈した上で吉凶が記された現在のようなおみくじが一般化していきました。
【新しい神様の歌占が登場】
今回、歌占に新しく加わるのは、ときわ台 天祖神社境内の御井⼾の神「御井の神(みいのかみ)」です。境内の⼿⽔舎には御井⼾の⽔がつかわれています。12 月 27 日(金)には、今回新たにつくった歌占を神様に奉納する「歌占奉納祭」において和歌の披講がおこなわれます。
【和歌の披講とは】
和歌の披講は、新しくつくった和歌を読みあげてから節を付けて歌うことをいいます。古来、歌会や歌合(うたあわせ)の場では、和歌が披講されていました。現在も宮中の歌会始で行なわれています。今回の歌占奉納祭では披講会会長の堤公長氏により和歌の披講が行われます。
-歌占奉納祭概要-
●歌占奉納祭と和歌披講(当日取材可※)
日時:12 月 27 日(金)14 時 00 分〜14 時 40 分
場所:天祖神社 神楽殿
内容:今回新たに制作した「歌占」を神前に奉納します。宮司のご祈祷により神様の「歌占」として完成します。歌占の奉納は、和歌の伝統をふまえ、新しく作った和歌を読み上げてから歌う「和歌披講」の形式で行います。
*2025 年 1 月 3 日(金)、12 日(日)の取材も可能です、詳細はお問い合わせください。