中村健史『猫うた 千年の物語』(淡交社)
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公式サイトはこちら。
https://www.book.tankosha.co.jp/shopdetail/000000002056
価格(税込): 1,760円(税込)
発売日:2024/11/8
四六判・並製・224頁
ISBN:978-4-473-04650-5
【内容】
平安から明治まで----にゃんこの登場する詩歌をひもとく、猫好き&古典ファンに贈る一書
猫の和歌は少女漫画の「鼻の穴」扱いだった?! ページをくる手がとまらない新感覚・猫古典の誕生
猫はかわいい。猫好きの血は平安から現代まで受け継がれてきました。しかし猫ラブな貴族も和歌に猫を詠むのはNGだった?そんな猫和歌誕生のきっかけはあの名文学×武家歌人のアヴァンギャルド精神......! 連歌はなぜ猫を定番に詠むのか? 江戸期、恋する猫の出現から魚好きでものぐさ、時にアンニュイな猫を描く名句・名詩とは? そして文明開化、妖しい魅力の猫にたどり着くまで......!「猫うた」の千年語りが日本の詩歌をひもときます。
【目次】
その一 平安貴族は猫とおしゃべりした
古典のなかの猫さまざま
その二 猫の おかげで始まる恋もある
いたずら猫と『源氏物語』
その三 平安時代、 猫は鼻の穴だった
和歌のルールと少女漫画
その四 猫まっしぐら『源氏物語』の恋
鎌倉・室町時代の猫うた
その五 猫にも恋の季節がやってきた
江戸前期の俳諧と「猫の恋」
その六 猫がいるだけで愛しくて
江戸後期の俳諧と和歌
その七 舶来猫は魔性の香り
明治以降の猫うた
エピローグ
あとがき(と補足)