TOPPANホールディングス株式会社 印刷博物館:企画展示 写真植字の百年(2024年9月21日(土) ~ 2025年1月13日(月・祝)10:00~18:00(入場は17:30まで)、印刷博物館)

このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr

展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.printing-museum.org/collection/exhibition/t20240921.php
--------------------
※詳細は上記サイトをご確認ください。

写真植字の登場は、デザインや印刷、出版業界に大きな変革をもたらしました。発明から100年を記念し、その歩みをたどり、与えた影響を探ります。

現在のようにデジタルフォントが用いられる以前は、印刷文字は活字か写真植字が主流でした。中でも、日本語においては膨大な金属活字を用いる活版印刷に代わって、写真工学的な原理を使って印字する写真植字が登場したことは、活版印刷の煩雑さを解消する画期的な出来事でした。写真植字はその利便性によって職場環境の改善をもたらしました。さらに、多くの美しい書体の開発が容易に可能となり、多様な書体が印刷を彩るようになります。
写真植字の発明から100年を記念し、活版印刷からデジタルフォントへと文字印刷の技術的、表現的な橋渡しを担ったこの写真植字について、その歴史、役割、仕組み、さらには書体デザインについて紹介します。