姫路文学館:特別展「画業50年のあゆみ 黒井健 絵本原画展」(2024年7月6日(土)~9月1日(日)、姫路文学館 企画展示室・特別展示室(北館))

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展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.himejibungakukan.jp/events/event/2024_kuroiken/

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※詳細は上記サイトをご確認ください。

日本を代表する絵本画家 黒井健さんの画業50周年を記念した展覧会を開催します。

黒井さんは、25歳の時、「絵を描いて一生を過ごしたい」と考え、イラストレーターとして独立。1976年に絵本『あめってあめ』(矢崎節夫・作)で、絵本画家としてスタートを切りました。自身の絵に疑問を抱いていた時期に手がけた新美南吉の『ごんぎつね』が大きな転機となり、その後、『手ぶくろを買いに』、宮沢賢治の『猫の事務所』、間所ひさこの「ころわんシリーズ」など、第一線でじつに300冊以上の絵本や児童文学の挿画を描きつづけてきました。

本展では、イラストレーター時代に手がけた貴重なカット作品から、出産を控えたお母さんたちを中心に人気の高い『うまれてきてくれてありがとう』(にしもとよう・作)、子どもの創造力とは何かを問いかけ話題となった『まっくろ』(高崎卓馬・作)などの新作絵本、さらに自ら文章を書いた画文集『ミシシッピ』まで、約200点の原画を展示し、その多彩な画業の全貌にせまります。

作品の真意を丹念に見つめて描き出された原画、観る者の心をやさしく包み込むその繊細で情感豊かな描写をじっくりとご鑑賞ください。

展覧会概要
会期
令和6年(2024年)7月6日(土曜日)~9月1日(日曜日)

休館日
毎週月曜日(ただし、7月15日(月曜日・祝日)、8月12日(月曜日・休日)は開館。)、7月16日(火曜日)

会場
姫路文学館 企画展示室・特別展示室(北館)

観覧料
一般800円、大学生・高校生460円、中学・小学生220円

※20人以上の団体は20%引き  ※常設展も観覧可

開館時間
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

主催
姫路文学館

協力
黒井健絵本ハウス

企画制作
オフィス渋谷

後援
朝日新聞姫路支局、神戸新聞社、産経新聞社、サンテレビジョン、播磨時報社、播磨リビング新聞  社、姫路ケーブルテレビ、姫路シティFM21、毎日新聞姫路支局、読売新聞姫路支局、ラジオ関西

黒井健プロフィール
絵本画家・イラストレーター

1947年 新潟県新潟市生まれ。
新潟大学教育学部中等美術科卒業。出版社の絵本編集部を経て、1972年、フリーのイラストレーターとして独立。絵本・童話のイラストの仕事を中心に活躍する。

1983年、サンリオ美術賞受賞。

2003年、山梨県北杜市に「黒井健絵本ハウス」を設立

2006年、第20回赤い鳥さし絵賞受賞。

2010年より新潟市立中央図書館こどもとしょかん名誉館長に就任。

2023年、日本児童文芸家協会児童文化功労賞受賞。