能楽研究所創立70周年記念:HOSEIミュージアム特別展「危機と能楽―いかに受け止め乗り越えてきたか―」(2022年9月1日(木)~2023年1月31日(火)、九段北校舎1階ほか)

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展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
https://kyoten-nohken.ws.hosei.ac.jp/info/2022/4371/
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※詳細は上記サイトをご確認ください。


能楽研究所創立70周年記念 HOSEIミュージアム特別展
「危機と能楽―いかに受け止め乗り越えてきたか―」

能楽は六百年以上の歴史を誇る、日本の代表的な古典芸能のひとつです。しかし、その道のりは常に平坦だったわけではありません。長い歴史の中で、能楽は災害や戦争といった様々な危機に直面し、また、社会の変革期も経験してきました。昨今の能楽を取り巻く環境もまた、危機的な状況にあります。新型コロナウィルスによる公演中止、お稽古人口の減少、慢性的な後継者不足。能楽はこれらの危機とどう向き合い、その危機をいかにして乗り越えてきたのでしょうか。法政大学能楽研究所では、創立七十周年を記念して、「危機と能楽」をテーマに HOSEI ミュージアム特別展示を行います。

※特別展と合わせて、会期中の9月16日にワークショップ、9月19日にシンポジウムを開催します。
詳細はこちら(https://bungaku-report.com/blog/2022/07/702022916-26202291926.html


Museum Core 会場❶ 九段北校舎1階
|会期|2022 年 9 月 1 日~2023 年 1 月 31 日 |開館時間|10:00~17:00(最終入場 16:30)
|休館日|日曜・月曜・12/26~1/9, 1/14、但し 9/11・19, 10/2・10, 11/6 は開室
展示全体を紹介する映像を流すとともに、市ヶ谷キャンパスの周辺にある靖国神社の能舞台、東京都の有形文化財に指定されている矢来能楽堂などを含めた周辺地図を掲示。市ヶ谷キャンパスを中心に能楽の過去・現在を見渡します。

博物館展示室 会場❷ ボアソナード・タワー14階
|会期|2022 年 9 月 1 日~9 月 30 日 |開館時間|10:00~17:00
|休館日|日曜・月曜。但し 9/11・19 は開室
能楽の危機に関わる歴史的な資料を「自然災害と能楽」「疫病と能楽」「戦争と能楽」のテーマ別に展示します。

Museum Satellite 会場❸ ボアソナード・タワー26階・会場❹ 外濠校舎6階
|会期|2022 年 9 月 1 日~10 月 19 日 |開館時間|10:00~17:00
|休館日|日曜・月曜、但し 9/4・11・19, 10/2・3・10 は開室
会場③東京の能楽堂が、関東大震災や東京大空襲を経てどのように変遷したのか、地図とパネル展示でたどります。震災や空襲を経験した能楽師の談話も同じくパネルで紹介します。
会場④現代の能楽が直面したコロナ禍に焦点を当て、この未曾有の危機が能楽にどのような影響を与え、また能役者がそこにどう向き合ったかを示します。実際に舞台で用いられた感染対策用の覆面なども展示します。