川崎浮世絵ギャラリー 〜斎藤文夫コレクション〜(2021年 5月15日(土)〜6月6日(日))

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展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
https://ukiyo-e.gallery/

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 大正から昭和にかけて活躍した版画家、川瀬巴水(1883-1957)。画家を志した巴水は、27歳の時に鏑木清方(1878-1972)の門人となり、同門の伊東深水(1898-1972)の風景版画「近江八景」に感銘を受けて版画制作に向かいました。
 大正7年(1918)に、版元の渡邊庄三郎の協力を得て塩原の三部作を発表し、以後約40年にわたり風景版画を多く出版しました。巴水は旅先での取材を重ね、日本の移り変わる四季の風景を叙情的に描いて「旅情詩人」とも称されています。
 本展では、川瀬巴水の風景版画の中でも特に神奈川の風景を中心に公開いたします。さらに、同じく新版画の分野で活躍した吉田博(1876-1950)、笠松紫浪(1898-1991)らの代表的な作品を含めた約80点で、川瀬巴水と新版画の系譜を振り返ります。


会期
2021年 5月15日(土)〜6月6日(日)

開館時間
11:00~18:30 (入館18:15まで)

観覧料
入館料 一般500円 高校生以下 無料 
※障がい者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料