江戸東京博物館:特別展「市民からのおくりもの2019―平成30年度 新収蔵品から―」 特別企画「『青』でみる江戸東京」(2020年8月4日(火)~9月27日(日))

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展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
https://bit.ly/3fzGZQq

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会期 2020年8月4日(火)~2020年9月27日(日)
一部の資料の展示替えがあります。
(前期:8月4日(火)~8月23日(日) 後期:8月25日(火)~9月27日(日))

会場
東京都江戸東京博物館 1階特別展示室

開館時間
9:30~17:30

休館日
毎週月曜日(ただし8月10日、31日、9月14日、21日は開館)。8月11日(火)

観覧料金
無料 (観覧券あり)
※チケットうりばにて観覧券をお受け取りください。


【特別展】
「市民からのおくりもの2019―平成30年度 新収蔵品から―」

 東京都江戸東京博物館では、江戸東京の歴史と文化に関する資料を収集し、それらを未来へ伝えるために保存管理しています。また、資料が持つ様々な情報について調査研究を行い、その成果を展示などで公開しています。

 本展は、当館が新たに収蔵した資料を、みなさまにご覧いただく展覧会です。平成30年度は、1,807点の資料を当館の収蔵品に加えることができました。資料をご寄贈くださった方々への感謝の意も込めて、この中から厳選して紹介いたします。

 2代将軍徳川秀忠の稀少な肖像画、美人として名高い笠森お仙を描いた春信の錦絵、「幕末の三舟」の一人高橋泥舟の書跡や高橋家伝来の資料、永代橋など明治期の東京風景写真、1923年(大正12)9月1日の発生から復興までの関東大震災関係資料群など、歴史を物語る古文書から、生活に身近な資料にいたるまで、バラエティー豊かなコレクションの世界をお楽しみください。

 本展は、5F企画展示室にて2020年3月10日(火)から5月10日(日)までの会期で開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染症防止のため中止になったことから、一部展示資料を変更の上、開催するものです。


【特別企画】
「『青』でみる江戸東京」
 
新型コロナウィルス感染症とたたかう医療従事者の方々へ感謝の気持ちを表すブルー(青色)。ここでは、江戸東京博物館の収蔵品のうち、とくに青が印象的な選りすぐりの作品から、江戸東京の歴史と文化に触れてみましょう。

 青の作品といえば、葛飾北斎や歌川広重などの絵師たちが描く、空や川、海の青が美しい錦絵がすぐに想起されますが、そのほかにも、江戸東京の人びとのまわりには、衣類、染付の皿や植木鉢といった道具類など、さまざまな物に青が用いられ、暮らしに彩りを添えていました。江戸東京の歴史と文化に、青という色は深くかかわっているのです。

 本企画では、版画や衣類などの「青」が魅力的な作品から、江戸から東京への風景の移り変わりや、現代にも伝統が息づく江戸時代の社会や暮らしの一端をご紹介します。

 最前線で昼夜奮闘されている医療従事者の方をはじめ、社会活動の維持にご尽力いただいているすべての方々への感謝の思いを伝えるとともに、涼やかで美しい青の作品を観て、皆様が心安らぐ機会となれば幸いです。